鰻を食べたいとの友美からのメールを受け、彼女の勤務先の近くのコンビニまで赴くと、美沙緒と二人で待っていた。
彼女らを一目見ただけで、私はいつもと違う雰囲気を感じ取っていた。
「どうしたの?いつもとは感じが違うなぁ」
二人には珍しく網ストッキングを穿いていたのだ。
普段はナマ足でいることが多い美沙緒に、網ストッキングとピンヒールの組み合わせは、とても新鮮な感じであり、また大人の色気を漂わせていて、私の官能を刺激するものだった。
「お父さん、見てっ!」
鰻屋の個室になった座敷に揚がって、注文を済ませると友美が立ち上がって、スカートを捲り上げた。
黒いガーターベルトで吊ったストッキング、黒いレースのパンティが私の眼に飛び込んできた。
「美沙緒とお揃いなのよ」
横に座った美沙緒のスカートに手を忍ばせて確認すると、確かにストッキングの感触は、太股で途切れていた。
二人が下着姿で絡み合っている様子を、頭に思い浮かべながら食事を済ませて店を出ると私は、丘の上の公園に向かった。
広い駐車場の外灯の下なら、見学者が現れることも無いだろうし、点々と停められた車は間違いなくカップルばかり…。
他人の事に関心を持つ人はいない筈だ。
「二人の下着姿を見せてよ」
「えっ?ここで?」
「ここなら覗かれる心配は無いよ」
友美には若干の抵抗が有った様だが、すぐに二人はスカートを下げるとブラウスを脱ぎ、魅力的な下着姿を披露してくれた。
窓から射し込む外灯の光が、二人の半裸体を浮かび上がらせ、身に纏った黒い下着が淫靡な雰囲気を醸し出していた。
「二人とも素敵だよ、よく似合ってる」
大きく盛り上がった美沙緒の胸に友美の手が被せられ、優しく揉みしだくと美沙緒が反応する。
「あ……」
眉根を寄せて顎を突き出した色っぽい表情に私の股間も、すぐに反応を示していた。
薄明かりの中で抱き合う二人が唇を合わせて互いの唾液を啜り合っている
狭い車内には二人の吐息と唇を吸う音だけが響いていて、二人の肉体から立ち上る、発情した牝の体臭が充満していた。
私は周囲の状況に気を配って監視していたがふいに、友美の喘ぎを耳にして振り向いた。
友美の乳房をブラジャーの上に持ち上げて、美沙緒が乳首に吸いついていた。
「ああ……美沙緒」
頭をかき抱くように自分の胸に引き付ける。
頭が移動してもう一方の乳首を含むと、開放された方は唾液に濡れて外灯の光を反射し、妖しげに耀いている。
二人は身体を重ねると、唇を合わせたまま、互いの太股を股間に挟み込み、擦り合わせる様に腰を振っていた。
上になった美沙緒の白い豊満な尻が艶かしく揺れて、私の眼を釘付けにしていた。
私は二人の邪魔にならないように息を潜めて見つめていたが、喉は渇くし股間は熱り勃つしで堪らない気分になっていた。
「美沙緒っ!一緒によっ!」
「ああ~友美ぃ~っ!」
息の合った二人は揃って昇り詰めていた。
見つめ合い、唇を合わせて、また優しく抱き合う二人の姿は、とても美しいものだった。
二人とコンビニで別れ自宅に向かって走っていると、友美から連絡が入った。
忘れ物でもしたのかと思いすぐに引き返す。
「私たちだけが良くなっちゃって…
お父さんに悪かったなって思ったの…」
「そんな事は気にしなくても良いんだよ
君達の素晴らしい姿を見せて貰って
私は大満足しているんだからさ」
友美の優しい気遣いに感謝して、抱きしめて唇を合わせると友美の可愛いい笑顔と優しさが、私の胸の奥深くまで沁み込んできた。
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