日曜日の昼時カフェはかなり混雑していた。
壁を背にした私に向かい合わせて座っている友美と美沙緒。
コーヒーを一口飲んで、私は美沙緒にメールを送った。
(パンティを脱いで来なさい)
画面を見た美沙緒は、一瞬見開いた眼を私に向けたが、頬を赤らめながらも眼で頷いていた。
トイレに立っていた美沙緒が戻って来て席に座ると友美が…。
「お父さんTシャツが欲しいから
デパートへ連れて行ってよ」
「そうだね、二人の新しい下着も探そうか」
私は答えながら次のメールを送った。
(友美に気付かれない様に
脚を拡げて見せなさい)
美沙緒の頬は赤みを増し大きく息を吐いたが私の指示に抗う素振りは見せなかった。
私はわざとおしぼりを下に落として、拾い上げるタイミングで美沙緒の股座に眼を走らせていた。
スカートの中は暗かったが、確かに下着は着けていなくて、陰毛の翳りを確認する事が出来た。
美沙緒は素知らぬ素振りをしていたが、私と視線が合うと恥ずかしそうに俯いた。
「美沙緒?顔が赤いよ、どうしたの?」
友美の問いに惚ける様子が可愛くて、そして可笑しくて堪らなかった。
後部座席に二人を乗せて大きな街のデパートへ向かって車を走らせる。
途中信号待ちで後ろを振り向くと、美沙緒が脚を拡げて股間を見せつけてくる。
ルームミラーで彼女を窺うと、頬を赤らめて潤んだ瞳で私を見つめてきた。
彼女自身このシチュエーションを楽しんで、興奮していることは明らかだった。
デパートでは夏物の洋服を三人で一緒に選んだが、下着売り場だけはさすがに遠慮して、カードを渡して別行動にした。
娘の様な二人を伴って女性用の下着売り場に侵入する勇気は、持ち合わせていなかった。
独りでコーヒーショップに入り、コーヒーを飲みながら手にした女性誌に眼を通していると、夏に向けての特集記事の中に、ムダ毛の処理について書かれていた。
ムダ毛?除毛?脱毛?
そうだ!これかっ!
頭の中で膨らんだ良からぬ妄想に私の股間も膨らんでいた。
早速友美にメールを送った。
(化粧品は見なくて良いの?
欲しい物が有れば買っておいで
美沙緒にもね
それと……
美沙緒に気付かれ無い様に
ムダ毛処理用の剃刀を買って来て
絶対に内緒だよ)
(了解♪)
時間を持て余した私が靴や鞄を物色していると、二人から連絡が入り落ち合ってレストランに入った。
美沙緒がトイレに立つと友美が…
「ねぇ、なんで美沙緒に内緒なの?」
「今日美沙緒のあそこを剃ろうと思って」
「えっ!」
驚きの表情を見せた友美だったが、私の顔を見つめているうちに、妖しげな光を瞳に宿していた。
街を外れて夜景の見える丘の上の公園に…。
私と友美が初めてキスをした場所だ。
私達三人の関係が、総てここから始まった、記念すべき場所だ。
後ろの二人がいつもより言葉少なだが、私はその理由を理解していた。
友美は今夜これからの展開を想像して、興奮しているんだろうし、美沙緒は今日1日下着を着けず行動していたから、ずっと興奮状態にあった筈だ。
車を停めると二人はごく自然に抱き合い唇を合わせてお互いを貪り合っている。
そっと美沙緒のスカートの中に手を忍ばせてみると、そこは熱く潤っていた。
「ほら、友美」
スカートを捲って美沙緒の股間を見せつけると、友美が驚いて声を挙げた。
「うそっ!美沙緒パンティ穿いてないの?
いつからなの?」
「昼からずっと……パパに言われて…」
「もうっ!二人で内緒にしてるなんてぇ」
友美は私を睨みつけたが、その眼は優しく笑っていた。
そして美沙緒の股間に触れると…
「お父さん、美沙緒すごく濡れてるよ」
「やめて、友美……」
美沙緒は友美の口を自分の口で塞いでいた。
「お父さん、もう行こうよ」
興奮を抑えきれなくなったのか上擦った様な友美の声に促されて、ホテルに向けて走り出した。
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