先にシャワーを浴びた私は、ソファに座って動こうとしない洋子の手を引いて、ベッドに押し倒した。
「いや、やめてっ!
何もしないって言ったじゃない」
私は無言のまま耳に息を吹き掛け、甘噛みをしてから首筋に舌を這わせていく。
「待って…待って…」
胸元に唇を移動して舌を這わせると…。
「先にシャワーを使わせて…」
バスタオルに包まれた身体をベッドに横たえると、洋子は胸で両腕を交差させて身を守るべく、必死の抵抗を見せていた。
私の手は太股を撫で上がって股間に達した。
指先に軟らかい陰毛が触れると、すぐにその手は押さえられていた。
胸元の守りが疎かになった為、今度は容易にバスタオルを剥ぎ取ることが出来た。
「あっ!だめっ!」
貞淑な人妻が初めて夫以外の男の眼に、全裸を晒した瞬間だった。
胸の膨らみは左右に流れていたが、頂点の蕾は固くしこって突きあげていた。
筋肉質の腹部に無駄肉は全く無く、彼女の年齢を考えると素晴らしい肉体だった。
乳首を唇で挟んで舌で転がすと、押し殺した様な吐息が洩れたが、洋子は固く眼を閉ざして両腕は力無く左右に投げ出されていた。
(絶対に感じるものですか)
そんな洋子の声が聴こえた様な気がした。
乳房と乳首を入念に愛撫すると、腹が大きく波打っている。
胸から腹へと舐め下っていき、陰毛に辿り着いたが、その先は強い力で侵入を拒否されていた。
腰から太股へと何度も往復しながら舐め廻り時折舌を股間に差し入れる。
太股の筋肉は固く突っ張っていたが、膝から上へと撫で上がった手で、やや強引に股を割ると、漸く脚の力が弛んだ。
花園全体を掌で覆ってみると、明らかに汗とは異質の潤みが溢れていた。
鼠径部に舌を這わせて、花園の周りを何度も何度も舐めて回り、手では太股を撫で廻して焦らせるだけ焦らしていると、洋子の尻が揺れだしてきた。
様子を窺うと、顔を背けて指を噛み、声を出すまいと必死に耐えている。
小陰唇を咥えて口の中で舌を震わせ、軽く引っ張った時、洋子の尻が跳ね挙がると同時に声が洩れた。
「ああ…」
堕ちた…。
敏感な芽を捉えた舌が踊りだすと、堰を切った様に喘ぎ声を挙げ、肉体の奥からは次々に密液が湧き出てくる。
真珠色の芽を吸いながら肉体の裂け目には、中指を挿入して芽の裏側を擽る。
「ああ~ああ~」
中指の屈伸を続けると、太股の筋肉が再び収縮した。
「あっ!ああ…」
間もなく頂に達しようとしている洋子…。
私は怒張した男根で洋子の肉体を貫いた。
「ああっ!いやっ!あああ~」
頂上に押し上げて尚、肉体を穿ち続けると、洋子は二度三度と続けて絶頂に駆け昇り、快楽の渦に飲み込まれて溺れていた。
洋子から連絡が入ったのは一週間後だった。
「また誘って下さいね…」
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