てっきり拒否されていると思ったのに裕美が突然咥えてくれた。
要求していたくせに、いざその時がきたら
私は慌てていた。
あのマドンナが、私の勃起した陰茎を咥えてくれた、あの可愛いお口の中に…。
そればかりか…
全体に舌がヌメヌメと纏わり付いてくる。
裕美を感じさせる為に努力していた指や舌の動きを止め、全神経を股間に集中させて、
裕美が送り込んでくる快感を享受していた。
「あ…裕美ちゃん」
見たい…。
裕美の顔を見たい…。
かつてのマドンナはどんな表情で私の男根を舐め、しゃぶっているんだ…。
暗い室内で眼を凝らしてみたところで、所詮無駄な抵抗、見える訳が無い。
何とか裕美の表情を頭に思い浮かべてみようとしたら、なんと今私の陰茎を咥えているのは、高校生の頃のマドンナ裕美だった。
自分の勝手な妄想に強烈な刺激を受け、全身を駆け巡る快感の流れに危うく飲み込まれそうになり、私は裕美から逃げ出した。
「すごく良かった、危ないところだった」
「させたかったんじゃないの?」
「永遠のマドンナが
男の汚いモノを口にするなんて……」
「マドンナなんかじゃないわ
私は一人の普通の女よ
智也に惚れ込んでいただけの女」
暗がりの中で裕美を抱き締めていた、強く。
唇を離して裕美は…
「智也、ここに寝て、私がしてあげる」
先程とは打って変わって大胆な女になった。
仰向した私の股間に顔を埋めた裕美は、何の躊躇いも無く、私の陰茎に手を添え、再び飲み込んでいく。
「う…」
先端部が喉奥に当たった…。
幹に添って舌が蠢いている。
「ああ…」
思わず私の声が洩れた。
幹の根元を這い廻る柔かな手が、袋を揉み、次々に私の快感を開拓していく。
ゆっくり動きを始めた裕美の頭が、次第に速度を早め吸い込む力まで加わってきた。
私は腰を突き挙げ、快感に身を委ねていた。
しかし、肉体的な快感より他に私は精神的な悦びに酔い痴れていた。
「裕美ちゃん、ストップ!」
これ以上続けられたら情けない結果になりそうな予感がした。
「良いのよ、出しても、智也のものなら大丈夫
と言うより、欲しいの…」
天にも昇るほど嬉しい裕美の言葉だったが、そんな事は出来ない。
大切な想い出を汚す事など出来る訳が無い。
実は…
連発の自信が無かったと言うのが本音…
私の隠し財産、秘薬を持って来るんだった…
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