ベッドに下ろした裕美が掠れた声で…
「もっと若い身体で…
智也君に抱かれたかった」
「いや、今の裕美ちゃん、すごく素敵だよ」
囁き掛けて耳を甘噛みして息を吹き掛ける。
「あぁ~智也…」
喘ぐように私の名を呼んだ裕美、この時私は裕美と逢ってから、ただ何となく感じていた違和感が何であったのかに気付いた。
それは…
高校時代の私を、女生徒の殆どが名前を呼び捨てにしていたのだった、あたかもそれが、親密さの証しであるかのように…。
委員長の裕美が、当時は私をどう呼んでいたのか記憶には無いが、さっき確かに智也…と呼んでくれた。
おそらく無意識のうちに…。
私は胸が熱くなる程感激していた。
「裕美ちゃん…」
きつく抱き締め、激しく舌を絡め合って私は乳房に顔を埋めていった。
暗くした部屋の中では、乳首の色までは判明しないが、裕美の感じ易い場所の一つである事はすぐに解った。
乳首を吸う私の頭を掻き抱き、切なそうな
吐息を洩らす。
「あ、あ~」
胸から脇腹へ、そして臍から下腹部へと私の唇が下っていくと、裕美の手が陰毛を覆ってそれ以上の侵入を拒んでいた。
私は女性に対して、力を使う事が嫌いだから裕美の手の甲に唇を押し当て、指の股に舌を差し入れ、丹念に愛撫を加えた。
やがて裕美が反応を示し始め、お腹が上下し吐息が荒くなって、陰部を守っていた手が私の頭に置かれた。
陰毛の上で踊っていた私の舌が、更に奥へと進もうとした時に両脚の力が抜けてそっと股が開いていく。
私の舌の侵入を許した、裕美の肉体の裂け目に向けて舌を伸ばして差し入れると、裕美の腰が跳ね挙がった。
「あっ!」
裕美の股を大きく拡げさせ、湧き出る密液を舌で掬っては陰核に塗りつける。
「ああ、あぁ~」
裕美が太股で私の頭を締め付けるが、膣口に口を押し当てて吸いあげると、太股はすぐに脱力して私を解放する。
「あぁ~智也ぁ」
「裕美ちゃん、素敵だよ」
私は身体を反転させて、痛いほどに充血して勃起した陰茎を、裕美の手が届く位置に移動した。
しかし、恥ずかしいからか、或いは、部屋が暗くて気づいていないのか、それとも陰茎の扱い方を知らないのか…。
裕美の手は一向に延びてこない。
私は裕美の陰核に吸い付きながら、頭を跨ぎ顔の上に陰茎を差し出してみた。
裕美の手が押し退けるように差し出された為それ以上の無理強いをやめる事にした。
腰を引いて態勢を換えようとした時…。
私の陰茎は突然、熱いヌメリの中に引き摺り込まれ捉えられていた。
「えっ!なんだっ?」
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