田舎町で人妻と一緒にホテルに入ることほど危険な行動は無い。
どこで誰が見ているか解らない為、私は車で三〇分程の地方都市のシティホテルに部屋をとり、タクシーで向かった。
入室してすぐに裕美を抱き締めたが、彼女があまりにも緊張していた為、ソファに座って気持ちが解れるのを待った。
やがて裕美の方から…
「まさか智也君とこんな事になるなんて…」
「嫌かい?」
「違うの、夢を見ているようで怖いの」
抱き寄せると自ら唇を求めてきて、私の舌を激しく吸った。
「現実なのね、私の夢が叶ったのね」
「えっ?もう叶ったの?じゃあもう帰る?」
「相変わらずねぇ、だけどそんな智也君が好きだったのよねぇ」
表情が和んだ裕美を残して先にシャワーを。
交替してシャワーを浴びる為に、洋服を脱ぎ始めた裕美を、ベッドの上から眺めていた。
スカートを下ろしてパンストを脱ぐと、その下にはピンクのパンティに包まれた、小振りだが筋肉質の丸い尻。
小柄な裕美に相応しい形だと納得した。
ブラウスを脱ぎ後ろ手で背中のホックを外し全裸になった裕美だが、振り返ることなく、バスルームに消えた為胸の形を確認する事は不可能だった、
シャワーの音を聴きながら高校時代の裕美を思い浮かべてみた。
色黒でぱっちりした眼、髪は肩までの長さでクセの無いストレート。
そう言えば、よく視線が絡んでいた気がするのは思い過ごしか?
折に触れ眼を合わせていたのではないのか。
あの時裕美は私の姿を追いかけてくれていたのか?
もしもあの時、私が裕美の気持ちに気づいていたとしたら、私の人生にどのような影響をもたらしたのだろう。
裕美の人生にどのような変化を与えたのか。
そんな思いを巡らせていると、バスルームのドアが開いて裕美が出て来た。
身体を包んだバスタオルを、今すぐにも剥ぎ取りたいのだが今暫くは紳士でいよう。
ソファに並んで喉を潤していると裕美が
「まだ信じられない、ここにいること
でも本当に私の三〇年来の夢が叶ったのね」
私の肩に頭を預けてきた。
肩を抱き舌を絡めながら、バスタオルに包まれた胸に手を置く。
「ん…明かりを消して…」
フットライトだけを残して、室内は真っ暗。
暗くした部屋でのセックス程、つまらない事はないが、マドンナの要望は拒否できない。
部屋を暗くしたついでに裕美のバスタオルを剥ぎ取ってしまう。
乳房に手を置くと想像したよりずっと大きく思った程垂れていなかった。
乳首はさすがの経産婦、しかし吸い付くには格好なサイズ、唇で挟み舌で弾いてみる。
「あぁ~」
反応よく私に縋りつく裕美を片手で抱き締め唇を合わせると、舌を差し入れてきた。
裕美の手首を掴んで私の股間に導くと、一瞬怯むが思い直したように陰茎に手を置いた。
呼吸を荒げて掌で陰茎の脈動を確かめているかのような裕美。
かつてのマドンナが全裸になって私の陰茎に触れている。
裕美の太股を撫でていた掌を、、徐々に上へと滑らせ
ていくと、固く合わせた太股から力が抜けた。
陰毛の感触を楽しんでから、脚の付け根へと差し込んだ指先に、溢れた潤みを感じた。
「あぁ~」
中指で膣口を、押さえる、裕美の身体が跳ね指が吸い込まれそうな感覚が有った。
私の股間に有った裕美の掌は、陰茎を握ってゆっくり擦り上げる動きに変わっていた?
「ああ、気持ちいいよ、裕美ちゃん」
腰を突き出してさらなる刺激を求めると
裕美の手の動きが早くなる。
私も、裕美の肉体の入り口に有った指を侵入させ、更に奥へと進める。
「あっあぁ~っ」
裕美の脚が自らの意志で拡げられた。
脚の間に跪くと、私の次の行動を予測したのだろう裕美は…
「いやっいやっ」
構わず顔を近付けていく。
「いやっ!ベッドに、ベッドに…」
私は裕美を抱き挙げてベッドへ運んだ…。
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