少し続きです。
Uに○美の画像を投稿させるには、○美との密会の機会を増やしてやるのが有効なのは、よく分かった。
ただ、平日に隙を作っても時間が限られていて、そうそう密会できるものでもないだろう。
そこで、いちど土日にニセの休日出勤を作り、長時間隙を作ってやることにした。
次の日の朝、さっそく○美にそれとなく伝える。
私
「月末の土日、仕事になっちゃったよ。」
○美
「最近忙しいね。晩ご飯は食べるよね。」
私
(普段私の帰宅の時間に言及することはないのに...)
私
「日帰り出張で済む距離なのに、晩の接待込みらしいから、泊まりがけになっちゃうよ。土曜の朝に出て帰りは日曜の夕方かな?」
○美
「そうなんだ...大変だね。」
私
「まあ、サラリーマンの宿命だな」
これで仕込みはいいだろう。
3週間前に土日が私が不在のチャンスだと告げた。
○美とUが動いてくれるといいが。
私は、1週間続けた終電帰りを終了した。
さすがに体がもたない。
それに、密会するチャンスを制限することで、次回チャンスのときのUと○美の盛り上がりが一層期待できるだろう。
1週間が経過した。
Uのスレに画像の投稿はない。
○美と密会する機会が無いのだから当然といえば当然なのだが、さすがに私も退屈だ。
次回のUの投稿があったタイミングでUとコンタクトを取るつもりだったが、前倒しすることにした。
さっそくUのスレッドのメールフォームに、あらかじめ用意したフリーメールのアドレスを添えてメッセージを送信した。
まずは軽めの挨拶程度から入ろう。
私
「KAZUさん、こんばんは。投稿画像にたまにレスさせてもらってるSEです。いつも内容の濃い投稿を楽しみにしています。次回作どうですか?」
すぐに返信が来た。
U
「SEさん、どうもこんばんは。いつもスルドいコメありがとうございますwwまだ新作撮れてないんですよ~。なかなか○美と職場以外で会う機会が少なくて。」
私
「お返事ありがとうございます。そうなんですか~。○美さんは人妻さんでしたもんね~。」
U
「そうなんですよ~。でも、再来週の休みはひさびさデートできそうなんです。期待してください!ww」
私
(うまくいっている。私の不在にUと○美はデートする予定らしい)
私
「楽しみです。次はどんな企画を練ってるんですか?ww」
U
「まだ決まってないんですけどねw」
私
「夏ですし、海で羞恥プレイはどうですか?ww」
U
「デートはプレイがメインではないんですけどねwwただ、なんか刺激的なこともネタ切れでwwなんかいいネタないですかね~。」
Uはかなりノッて来ている。いい感じだ。
私
「ネタですか~。リクエストみたいな感じでいいんですかね?いくつかありますよww」
U
「お、いいですね、どんな感じですか?今日はヒマしてて、よかったら教えてくださいww」
私
「私のリクエストで○美さんがイロイロと意地悪されると思うと萌えますねwwでも、現実にはムリなのかな~」
U
「せっかくなんでSEさんの企みをどうぞww」
私
「それなら遠慮なくwwじゃあ、いくつか○美さんのこととか教えてもらっていいですか?」
U
「どうぞ、ヒマですからww」
私
「悪だくみは楽しいですねwwでは、3つほど。○美さんには画像投稿のことはナイショですか?○美さんがいちばん好きなプレイってどんな感じですか?あと、旦那さんとは夫婦仲悪いんでしょうか?」
U
「画像は撮らせてくれるようになったんですが、投稿してるのはナイショです。○美が好きなのは、縛られるのと、羞恥プレイですねww旦那とは仲は悪くないみたいです。ムカつくんすけどww」
私
「わかりました!いい企画ありますよ。今までの投稿はナイショのままで、別で○美さんの画像を公開したらどうでしょう?それで、閲覧者の反応を○美さんに見せたり、○美さんにレスさせたりはどうですか?」
U
「それいいです!スゴくいい!いただきます。」
私
「絶対に顔とかは隠した画像にすれば、○美さんもそこまで心配しないでしょう。○美さんに承諾無しにいきなりやっちゃって、閲覧者にメール返信とか、レスを強制するとかいいですね。」
U
「完璧ですww絶対○美も興奮しますよww」
私
「さらにいいこと思いつきましたww」
U
「ワルですねwwなんですか?」
私
「アキバとかでコスプレイヤーが予告露出まがいのことやってますよね。あれを少人数だけに通知して小規模にやったらどうでしょう。そんで、画像撮らせて投稿させて、○美さんにコメントさせる。とwww」
U
「かなり興奮できそうだけど、さすがにそれだと顔バレしますよね。そこまでは難しいのかな~。」
私
「露出予告のときは、サングラスとかマスクとかで顔バレ防止はどうでしょう?」
U
「あ~その手はありますね。SEさん必死ですねwww」
私
「必死ですwww」
U
「いいネタいただきました!イロイロ試してみます。ありがとうございました。」
私
「期待してますww」
とりあえずUとのやり取りはここまでにしておいた。
Uとは意外にも、かなり接近できたかもしれない。
さて、あとは提供したネタをどれぐらい実行に移すのか。
少し期待してみることにする。
1週間後、Uからメールが送られてきた。
U
「こんばんは!KAZUです。○美の別スレ作ってみました。内容はかなりソフトですけどwwよかったら見てくださいww」
最後にURLが添えられていた。
期待してそのURLに飛んでみる。
飛んだ先は、海外にサーバを置く、メジャーな画像サイトだった。
トップ画像には、サマーニットにミニスカート姿の○美の画像が貼ってある。
ノーブラ状態で、クッキリと乳首浮き出た画像だが、会員制サイトでUが投稿している内容からすると、確かにソフトなものだ。
もちろん顔にはかなり強いボカシが入っていて、一見どこの誰なのかはわからない。
スレッドのタイトルは「私を見てください」というシンプルなものだ。
続いて、プロフィールのような説明書きがある。
「はじめまして くるみ といいます。ご主人さまに撮ってもらった くるみのはずかしい姿をみてください。いっぱい感想をかきこんでもらえるとうれしいです」
と書いてある。
さっそく2件ほどレスもついている。
いやらしい乳首ですね。もっと見せてください。みたいなありきたりのレスだが。
しかし、これからを期待してか、閲覧者の反応があるのは間違いない。
Uが新しく作成したスレッドをひと通り見て、Uにメールを返信した。
私
「○美さんの新しい掲示板見ました。まずはソフトな感じですね。○美さんの反応はどうでした?」
U
「勝手に作ったんで、○美にはまだ見せてないんですよwww今からいきなり見せてやろうと思ってます。」
私
「今からですか?!楽しみですねwwまた○美さんの反応とか教えてくださいww」
今から○美に教える?○美は今、我が家のキッチンで洗い物をしている。
メールで告げるのだろう。
これはリアルに反応が見られるかもしれない。
10分ほどすると○美が携帯を手にした。
私は特に○美の行動に気がつかない素ぶりで新聞を読みながら、○美の様子をうかがった。
○美は携帯を持ったままトイレに入ったが、しばらくするとトイレから出てきて、「ちょっと買い忘れあったから、スーパー行ってくるね。」と告げ、いそいそと玄関から出て行った。
○美が取り乱している。
Uからのメールが楽しみだ。
30分ほどすると○美が家に帰ってきた。
一応クレンジングオイルのようなものを買ってきたようだ。
1時間ほど経ち、○美が風呂に行った隙にUにメールを送ってみた。
私
「○美さんの反応どうでした?」
すぐには返事は来なかった。
1時間ほどして確認すると、Uからメールが入ってきていた。
U
「○美を説得できましたwかなりあわててましたよw」
と書いた文の下に、○美とUとのやり取りらしき文面がコピペされていた。
U
「見た?」
○美
「こんなのこわいよ。消してよ。」
U
「ヤダ」
○美
「お願い!誰か知ってる人が見たらこわいよ」
U
「だいじょぶwwwゼッタイ顔とか場所とかバレそうなのは貼らないから」
○美
「もー お願い!」
U
「みんな○美見てどんなこと考えてるか知りたいでしょ?さっそくエロいコメント来てるしwww」
○美
「恥ずかしいよ」
U
「それがいいんでしょ?最初はオレがコメントとか書いたけど、返事とかは○美が書かないとダメだよww命令です。マジだよ」
○美
「返事とかわかんないよ。なんかこわいし」
U
「まあいいからちょっとやろうよ。メールも来るようにしたから」
○美
「私のメアドのせてるの?!」
U
「○美のじゃないよwwフリーメールのアドとっといたからwwエロいメールいっぱい来るよww返事しなきゃダメだよww命令です」
○美
「ぜったい顔がわかるのはのせないでね!ぜったいだよ!」
U
「それは安心して。約束する!」
もっと○美は抵抗すると思ったが、なんともあっさり了承するものだ。
すでにUにはあまり逆らえないのだろう。
これから内容もエスカレートしていくだろうに。
○美はこういう押しには弱い。
まあ、○美がどんなコメントをするのかは楽しみではある。
私もそのうちエロいオッさんのフリをしてレスしてみよう。
この後Uに、「今後が楽しみですね。」とかいうあたりさわりのないメールを送っておいた。
その後、Uが作った○美の画像を晒す投稿スレッドをマメにチェックしていたが、閲覧者から次の投稿を催促するレスがついていくだけで、しばらく動きはなかった。
4日後、動きがあった。
新しい画像が投稿されている。
画像は2枚。
ノーブラで着たブラウスの前を開いて胸を出している画像と、スカートをめくり、紫色のTバックを履いた尻を背後から撮ったものだった。
Uが会員サイトで投稿しているものと比較するとソフトな内容だが、最初の画像からすると少し刺激度が上がったものだ。
期待していた閲覧者もいたのか、さっそくレスがつき始めた。
レスの内容は、「もっと見せてください」とか、「エロいケツですね」とかいういつもの内容のものが多いが、中には質問のようなレスがあった。
翌日、○美のスレッドを確認すると、閲覧者のレスに返事がつけられていた。
見てみると、なんとも丁寧に全部のレスに返事をつけている。
「エロいですね」とか「もっと見せて」とかには「恥ずかしいです」といった返事をつけている。
ところが、「スリーサイズは」とか、身長高そうですね~」といった質問には、「82、64、98です」「160センチです」といったように真面目に答えている。
たどたどしい感じの文や、バカ正直に質問に答えているのを見ていると、なんとなく本当に○美が書き込んでいる感じがした。
Uにメールを送ってみた。
私
「KAZUさんごぶさたです。○美さんの別スレ見ました。あれ、○美さんが返事書き込んでるんですか?」
夜遅くにUから返信があった。
U
「SEさんどーもです。あれ、○美がちゃんと返事書いてます。○美ってヘンにマジメな子で、ちゃんと返事書いてるんですよ。命令とか言っといて何ですけど、笑えますwww」
私
「かわいい人なんですね~ww」
U
「かわいいでしょ?天然なんですwwwあとでまとめて書いたらいいんじゃない?ってアドバイスしたんですけどね。」
「メールもけっこう来てるんですが、中には○美の画像にぶっかけた画像つけてメールしてくるヤツとかいて、○美も興奮してると思いますよwww」
私
「なんか怖いですね。○美さんの反応が見たいwww」
U
「ちゃんと返事書いてるみたいですよwww○美にナイショでたまにメールアカウントのぞいてますww浮気メールのぞいてるみたいで面白いですww」
私
「今度私も○美さんに質問してみますwww」
おそらくUの話は本当だろう。
これは面白い。
私も、夫でありながら、知っていそうで知らない○美の秘密について質問してみることにした。
いろいろ考えてみたが、○美のことで知っていそうで知らない事といえば、学生時代の交際相手などのことだ。
現実では、あまり過去の交際相手のことは詮索できないでいたので「大学の先輩と付き合っていたが、別れた」程度のことしか知らない。
入社して○美と付き合ったとき、○美は処女ではなかったので、一応過去に付き合っていた相手とは大人の関係だったのだろう。
○美改め「みるく」のスレで、そのへんのことをサラっと質問してみることにした。
私の書き込み
「みるくさん こんにちは。白くてキレイなオシリ エッチですね~。いつからこんなにエッチになったんですか?初体験はいつですか?」
その日の夜、ベッドに入ってから私の書き込みを確認すると、レスがついていた。
「SEさんこんばんは エッチなのかどうかはわかりませんが、ほかの人と違うのかな?と思ったのは小学生のときでした。初体験は11歳のときです。」
と書いてある。
.....え??.....は???11歳???
どういうことだ?
私は混乱した。
○美は中学から高校まで私立の女子校だった。
男性と付き合ったのも大学に入ってからが初めてだったのは聞いたことがあった。
このレスは本当に○美が書いたのだろうか?
しばらく考えて、おそらくUが私の書き込みに返事を書いて、からかっているのだろうと思った。
Uにメールを送っておいた。
私
「KAZUさん、ひどいですよwwちゃんと○美さんに返事書いてもらってくださいよ~ww」
次の日の昼ごろUからメールが入っていた。
なにか要領を得ない内容だ。
U
「書き込みしてくれたんですね~wwハンネは何にしてます?」
私
(ん?なんだ?)
私
「KAZUさんの会員制のほうと同じ「SE」にしてますよ。イタズラ好きですね~ww」
U
「う~ん、SEさんのコメントないですよ??」
私
(え?そんなはずは無い...)
○美改め「みるく」のスレッドを確認してみた。
無い。
私の書き込みが削除されている。
私の勘違いではない。
削除以後に、ほかの閲覧者からのレスでも○美のコメントについて質問が書き込まれている。
11歳ってホントですか?
と確かに書いてある。
このレスに○美の返事は無いようだ。
Uがとぼけているとも思えない。
マジメで天然な○美のことだ。
ついうっかり正直に書いてしまったのだろう。
あとで、なにかマズいと感じて、私のレスごと削除したに違いない。
ひょっとしてこれが「○美の過去の秘密」というものに関係しているのではないだろうか。
Uに軽く探りのメールを入れてみた。
私
「なんか、私の質問レス、削除されちゃったみたいです。初体験はいつですか~?とかいうくだらない質問だったんですけど。○美さん怒ったのかな?」
U
「そうですか。そんなに怒る内容でもないですけどね?質問には答えてましたか?」
私
「一応答えてくれてたんですけどwww初体験は11歳ですって書いてあったから、え?って固まっちゃいましたww しばらくして、これはKAZUさんにからかわれたなwwって思ったんですけど...」
しばらくUからは返事がなかったが、1時間ほどしてメールが返ってきた。
U
「なんだか、そのへんは複雑みたいです。怒ってはいないと思うんで気にしないでください。」
私
(複雑?どういうことだ?○美の初体験が11歳だということは否定しないな...さらに突っ込んで聞いても、答えてもらえるほど信頼関係もできてないしな。ここはいちど引くのがよさそうだ。)
私
「そうですか。ま、気にしないでおきます。」
とりあえずこれでUとのやり取りをやめておいた。
○美の書き込み...
「エッチなのかどうかはわかりませんが、ほかの人と違うのかな?と思ったのは小学生のときでした。初体験は11歳のときです。」
意味深だ...。
そんなことをしているうちに私がニセの出張を入れている土曜日が来た。
今回、Uに探りを入れるのは控えたので、結局○美とUがどこで何をするのかに関する情報はない。
仕方なく、限られた範囲ではあるが、出張に出かけたフリをして○美の行動を監視してみることにした。
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