実際そこからのカオリさんは抵抗することはあっても拒否することはなくなりました
おそらく私と同じようにオナニーの中で何度も想像していたことが実現した喜びの方が大きかったのかもしれません
自分の割れ目に手を添えて次の命令を待っているようにも見えるカオリさんに言いました
「オナニーしてください」
「…え?ここでですか?」
「そこで僕に見えるようにオナニーしてください」
「…恥ずかしいで…す…」
「恥ずかしい姿が見たいんです」
「……でも…」
「じゃあ、キッチンに移動してキッチンの中でオナニーしてください
そこならカウンターもあって隠れますよね?」
私はカオリさんの返事は待たずに台所に移動して、新しくなったばかりのダイニングテーブルに腰かけました
椅子が4つ並んでおり、新聞が無造作に置かれた前の椅子を意識的に選びました
おそらくここが旦那さんの指定席だと思ったからです
私は緊張からか興奮からか喉が乾いていることに改めて気付き、アイスコーヒーをもう一杯注ぎ直してからカオリさんが移動するのを待ちました
疲れきった様子でノロノロと動き始めたカオリさんを目で追い、手が届きそうな距離で私の横を通った時はカオリさんの体全体からの熱のようなものも感じました
同時に汗の匂いと独特のメスの臭いもしました
キッチンは対面型のカウンターキッチンに私がリフォームしていて、こちらからはカオリさんの上半身だけが見えました
窓から離れた部屋の奥になるため、いくら目が慣れたといっても先程よりはカオリさんの様子が見えにくくなってしまいました
「電気つけてください」
一瞬ためらった様子を見せましたが、下半身が隠れている安心感もあってか、カオリさんはキッチンの電気を自分でつけました
白昼色の新しいLEDライトに上から照らされたカオリさんは、まるでそこだけスポットライトが当たっているようで胸元にうっすらと滲んだ汗や、勃起して影を作る乳首までハッキリと見えました
「オナニーしてください
クリトリス派ですか?
中に指派ですか?
いつも自分でしてるみたいにしてください」
そう私が言うとカオリさんは返事をせずにゆっくりと動き始めました
もぞもぞとくぐもった音がし始めて、それに比例するようにカオリさんの息づかいが荒くなり、肩にかかる黒い髪は汗で肌に張りついていました
「クリトリス触ってるんですか?
いっぱい濡れてますか?」
返事はありません
「旦那さんの前でもオナニーしたことあるんですか?」
「…ない…で…す」
「旦那さんにも見せたことない恥ずかしい姿を僕なんかに見せて感じてるんですか?」
カオリさんの返事がないときはイエスという意味だとなんとなくわかりかけました
「いつもはクリトリスだけですか?胸は触らないんですか?」
カオリさんは目をつぶったままで指先に触れる感触と私の声に全力で集中しているようでした
シンクについていた左手を自分の右の乳房に移動させ、私にもハッキリわかるように親指と人差し指の側面でいきなり乳首を強く潰しました
すでに硬くなっていたはずのカオリさんの左の乳首は平らに形を変えました
その痛みか快感なのか、オナニーを始めてから最初の喘ぎ声らしい声がカオリさんの口から漏れました
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