8 無名さん
ありがとうございます
二人であれこれ相談して決めたという旅館は完全に独立した離れ形式になっており、他の宿泊客との接点も極力抑えた造りだった。
部屋付きの露天風呂も、五人位迄なら余裕で入れる程の広さがあった。
宿に到着後すぐに、私は大浴場に行き二人は部屋付きの露天風呂を使うことにした。
独り浴槽に浸かり溢れるお湯を眺めていると二人の顔が想い浮かんだ。
この先の展開を想像したら、お湯に揺らいでいた私の分身に変化が表れた。
慌てて周りを見回して、誰もいない事を確認して、冷水を浴びてから浴場を出た。
部屋に戻ると浴衣姿の二人が、上気した顔で待っていた。
(ん?もしや、二人はお風呂で…)
枕元の明かりだけを灯して、私が中央の布団左右に友美と美沙緒。
すぐに私は友美の手を引いて私の方へ誘う。
少し緊張気味の友美だったが、唇を吸い合い浴衣の胸に手を入れると、鼻息が洩れた。
美沙緒がじっと息を殺している気配を背中に感じながら、友美の帯を解き下着一枚に…。
パンティの中は既に湿り気を帯びている。
「あ…」
友美の喘ぎ声が洩れた時、振り向いた私は美沙緒に声を掛けた。
「おいで…」
寄り添った美沙緒と唇を合わせて浴衣の胸にそっと手を置いてみた。
やっぱり大きい…しかも弾力がすごい。
美沙緒の帯も解き、やはりパンティ姿に…。
二人と交互に唇を合わせ、吸い合って、私の股間では既に臨戦態勢が整っていた。
友美が私の帯を解き浴衣を脱がせて、すぐに下着をも剥ぎ取って、布団に潜り込む。
美沙緒の素晴らしい乳房に、顔を埋めている私の股間では、友美が勃起した陰茎を咥えてしきりに舌を使っている。
頭が痺れる程の興奮状態にある私…。
美沙緒のパンティを脱がせて、秘密の部分に顔を寄せていく。
甘い香りがするそこは、すでに潤みが溢れて太股まで濡らしていた。
美沙緒の蜜液を啜った私は、そのまま友美と唇を合わせて舌を絡ませる。
この時には掛け布団は撥ね退けられ、三人の全裸姿が薄明かりに浮かび上がっていた。
仰向した美沙緒に覆い被さると、友美が私の陰茎を持ち、美沙緒の膣口まで誘導した。
「いい?」
私の問い掛けに美沙緒は無言で頷く。
ゆっくりゆっくりと美沙緒の肉体を穿ると、一瞬美沙緒の眉が歪んだが、濡れた瞳で私をじっと見詰める。
美沙緒の肉体の奥深くまで達した私の怒張は強い力で締め付けられている。
「ああ~」
半開きの口から吐息が洩れ、その口を友美が口で塞ぐ。
右手で友美の乳房、左手では美沙緒の乳房を愛撫して、挿入したままじっとしていると美沙緒の内部が蠢き、私に更なる快感を送り込んでくる。
私が膝立ちになり美沙緒の太股を持って抜き刺しを始めると、美沙緒を跨いで友美が正面から抱きつき唇を求めてきた。
友美の秘密の花園は美沙緒の顔の上にあり、延びた舌がしきりに愛撫を加えられていた。
抽送の速度を上げると、美沙緒はすぐに追い込まれていった。
「あっ!あっ!ああ~っ!」
友美の太股を抱き、尻に顔を押し当てて駈け登っていった。
美沙緒に覆い被さって、唇を貪り合っている友美の後ろから挿入。
「あ~~っ!」
興奮の極みにいた友美も。あっけなく絶頂を迎えたので、下になった美沙緒に再び挿入し突きを繰り出すと、脱け出した友美が、私の背後に回った。
美沙緒と繋がった状態の無防備な私の肛門が友美の舌の攻撃を受けて、間も無く射精感に襲われていた。
「あっ!だめだ!」
美沙緒の肉体から抜いた陰茎は、友美の口に迎えられ、喉の奥を目掛けて発射した。
全身を襲った痺れるような快感に酔いしれた私達は、全裸のまま身体を投げ出していた。
やがて起き上がり手を取って露天風呂へ…
羞恥心を脱ぎ捨てた私達は抱き合い絡み合い心行くまで、混浴を堪能した。
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