佐和はタバコを吸いながら「和也君…凄かった…あんなになったの…初めて」と言って肩に頭を載せた。「佐和さん…アレ癖なの?」「えっ!?アレって?」「コレっ」と言って背中と肩を見せた。「あっ!?…ゴメンナサイ…コレ私が?」「うん…」「ゴメンね…痛かったでしょ?」「うん…凄い痛かった」「ゴメン…全然覚えてない…」「別にいいんだけど…」「今までこんな事した事ない…」「ホント?」「うん…ホントよ?…ゴメンね?」「それ程良かったんだ?」「うん…あんなに逝ったの初めて…」「満足した?」「うん…和也君は?」「俺も満足したよ」「良かった…」と言うとタバコを返した。その後俺達は風呂に入りホテルを出た。ホテル代も佐和が出してくれた。駅近くのファミレスに行った。「佐和さん…また逢いたいな…」「えっ!?…逢ってくれるの?」「頻繁には逢えないけど、佐和さんが嫌じゃなければ」「いいわよ…月1、2回なら…私も気持ち良かったし…」「ホント?」「うん…ホテル代も食事代も私が出してあげる」「でもそれは…」「いいの…和也君は…体でねっ?」「爪と噛みつくのはなしでね?」「もう…」と言うと佐和は笑った。俺達は番号を交換して月1で会う事になり、それが今でも続いている。佐和は会う度綺麗になっていった。
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