私は主人との関係を修復したくて自分から主人に抱かれて主人のセックスを満たせ
ば夫婦でも恋愛できると思いました。
不貞を働いたことは罪悪感があるし、主人とは好きあって結ばれたのだからもう一
度、男と女に戻れば、主人のハウスキーパーから妻としてお慕いできるかと思いま
した。
「あなた、久しぶりに・・・」
「お前、どうした急に?」
「AVで済ましているようなので申し訳なくて・・」
「もう子供もいるしAVの方が手軽でいい。今更、お前でもないだろう?」
「でも、私は妻であってハウスキーパーではないのですから、私を愛してください
お願いします。」
「お前のそういうところが面倒くさいんだよ。オナニーでもしてろ」
「そんな言い方って・・私には女性の価値がないの?」
「ハウスキーパーは嫁の仕事だろう?ちゃんとこなすのは当たり前だ。」
「私は昼も働いて、家事もしているのに・・」
「俺の稼ぎが無くて悪かったな。俺はパートと違ってお前らのために働いているん
だから少しは考えろ」
私は妻ではなく主人にとって都合のいい女だと言われたような気がして、自分を否
定されたと思いながら、寝室を後にして居間で眠りました。
翌朝、言葉もなく家を出る主人。
私にハウスキーパーとしての価値感しかない主人。
私にオンナを求め、必要としてくれるBさん。
この日も、あの場所で主人を待っているとパチンコ店に入ってゆく主人。家で主人
を待つと、帰ってきて開口したのはお金の無心でした。
無ければ給料を前借りしてこいと言います。
「入社したばかりでそんなことは出来ません」
「お前は俺に恥をかかせるのか?」
「そんなつもりはありません。無いものは無いし、出来ないことは出来ません。」
「なんだよその口のきき方は?お前は俺の嫁だろう?夫のために苦労するのが嫁
だし、それが幸せに感じるくらいの甲斐性もないのか?」
「これ以上苦労しろと言うのですか?」
「嫌ならガキつれて出てけ!」
「C(息子)のことをガキなんて・・あなたの子供でしょう?」
「とっとと出てけ!」
私は寝ていると思ったら起きて二人の会話を泣きながら聞いていたCと最小限の
荷物を持ち私の実家に向かいました。
途中、Bさんに電話して、明日の仕事はお休みをくださいというと、
「どうした、様子がおかしい?」
「・・平気です・・」
「全然平気じゃない。大体、今どこ?家じゃないだろう?」
「うう・・うわぁん・・」
私は明らかに私を気遣うBさんの声が優しくて泣き出してしまいました。
「そこにいろ、迎えに行くから、そこに・・」
Bさんは場所を聴くとすぐに迎えに来てくれました。
私はBさんに抱きつき、事情を話すと泣き続けました。息子のCが不思議そうに
見ていました。
Bさんの家は私たち家族からすると豪邸です。驚くC。
BさんはCに挨拶すると、
「自分の家だと思って気楽にしろよ。欲しいモノがあれば言えよな?」
「おじさんは誰?」
「お前とお母さんの味方だ。仲良くしてくれ!」
「それなら、仲良くしてあげるよ。」
CはすぐにBさんになじんだようです。
「お父さんに出てけって言われたの・・」
「じゃあ僕がパパになってあげようか?」
「やだ」
「なんでだよ?」
「友達ならなってあげる!」
「OKだ!」
そう言うとCを寝かしつけてしまいました。
「Bさん、お子さんいたの?」
「いや?」
「なんかすごく自然というか慣れてる感じ・・」
「はるかちゃんがいつも俺を子供扱いするから、なじんでんじゃないか?」
「なに、それ、おかしい!」
私は自然に笑顔になりました。私の息子にまで自然に優しく接してくれるBさん、
自分の子供をガキという主人。
「はるかちゃん、今日は二人の初めての夜だよ?」
「・・・・」
BさんはBさんだった。
「あの、それって、契約ですか?」
「はるかちゃんにはただの不倫って言われるけど、マジで愛しい!はるかちゃん
もCも!」
「Cも?」
「はるかちゃっんの子だと思うと、可愛いよ。」
「・・契約外で、その、愛してください。」
「もちろんだよ。愛してる。」
始めて、罪悪感も背徳感も感じずにこの人に愛されたいって思いました。
男の人を、Bさんを欲しいって思いました。
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