陽子の陰部はまるで別の生き物のように艶かしくうごめいている。
肉棒を抜かれたばかりの膣口はわずかに開き、割れ目から愛液を垂れ流している。
先生は開かれた足の間に体を割り込ませると閉じ始めた膣口に亀頭を押し当てた。
「あっ・・・来て・・・先生」
陽子の色気を帯びた声が耳に届く。
亀頭を膣口にあてがったまま先生は陽子の耳元で囁いた。
「さぁ、入れるよ。いいね?」
潤んだ瞳で先生を見つめる陽子。
唇を噛みしめ頷いた。
陽子の陰部は一瞬、抵抗を感じさせながらもヌルッと先生を受け入れた。
少しずつ、ゆっくりと少しずつ陽子の内部に進入してくる男根。
【奥さまもこんな風に愛されてたのかしら・・・】
陽子は快楽の海に漂いながらふとこんな事が頭に浮かんだ。
「先生・・・気持ちいい?私は気持ち良すぎておかしくなっちゃいそう」
「あぁ、最高だよ。こんなに気持ち良いのは初めてだよ。陽子の体は本当に素晴らしい」
そう言うと陽子の唇をキスで塞いだ。
【あぁぁ・・・先生が私の中で大きく、硬くなってる。嬉しい・・・】
女として愛されている事に喜びを感じる陽子。
【先生をもっと気持ち良く・・・喜んでほしい・・・】
陽子は下半身に力を込める。
「うっ・・・そんなに締め付けると・・・」
必死に射精を堪える先生の顔が歪む。
陽子の膣が射精を促すように入り口から奥に向かって締め付ける。
もうかれこれ挿入してから20分ほと経つだろうか、部屋の中は淫らな匂いで満たされている。
リズム良くペタンペタンと二人の陰部から発せられる音が響く。
陽子の陰部からは二人の体から分泌された粘液が肛門まで流出し、シーツに染みを作っている。
「陽子、そろそろイキそうだ」
息を切らしながら先生が言った。
「先生、来て・・・」
陽子はシーツを力一杯握り締めると膣を力の限り締め上げた。
「うっっっ・・・イクぞ!イクぞ!ぐぐっっ・・・」
【来て・・・いっぱい出して・・・】
陽子は一番奥で精液を受け取ろうと先生の腰に足を回し自分の方へ引き寄せた。
陽子の中で先生の肉棒が弾けた。
陽子の最深部で温かい精液が流れ出している。
射精が終わっても二人は抱き合ったまま見つめあい、キスをした。
陽子の中で先生の肉棒が力を失っていく。
陽子の髪を撫でながら「最高だったよ」と囁く先生に陽子も「私も・・・すごく感じました」と答える。
先生はもう一度陽子にキスをすると上半身を起こし、陽子から萎んだ肉棒を引き抜いた。
ドロッと白い精液が陽子の膣から流出し、肛門を伝ってシーツに落ちた。
陽子はベッドの横にある机から脱脂綿を取ると自分の陰部から粘液を拭き取った。
そして立ち上がった先生の前に膝を着くと力の抜けた肉棒を綺麗に舐めあげた。
「ありがとう。こんなに気持ち良くなったのは初めてだ」
「私も・・・おかしくなっちゃったみたい」
二人は服を着ると再びキッチンに戻り、昼食をとった。
二人で束の間の夫婦のように会話をし、楽しい時間を過ごした。
「先生、そろそろ戻らないと・・・」
「そうか、もうそんな時間だね。じゃあ玄関まで送ろう」
二人で玄関の外まで出ると先生は財布を開き、一万円札を数枚出すと陽子に握らせた。
「今日は疲れたろ、タクシーで帰りなさい」
「そんな・・・こんなの受け取れません」
陽子はそう言うとお金を押し戻そうとした。
「陽子、男に恥をかかせるもんじゃない。出した金をまた財布に戻せるか?さぁ、これでタクシーに」
そう言うと陽子の手を掴みお金を握らせた。
「ありがとうございます」
陽子は礼を言ってお金を受け取った。
ちょうど通りがかったタクシーに手を上げると先生の方に振り返り「また明日」と声をかけた。
「また明日。食事、美味しかったよ」
お互い見つめあい微笑む。
タクシーに乗り込み、目的地を告げるとみるみる先生と診療所が小さくなっていく。
【明日はどんな顔して出勤したらいいのかしら】
そんなことを考えながら暫くすると自宅の前に着いた。
【家の電気がついてる!】
タクシーを降りるとリビングのカーテンが微かに揺れるのに気付いた。
【まさか・・・もう夫が戻ってる】
慌ててスマホを取り出すと着信が5件も入っている。
すべて夫から・・・
【とにかく夫には仕事だったと言おう】
「ただいま~。あなた帰ってたの?着信になってたの今気付いたの」
「今日はどうしたんだ?電話したのに全然出ないから心配したよ」
「えぇ、ほんとは休みなんだけと第一木曜日は仕事になっちゃって。ほら、レセプトっていう保険請求に使うやつを提出しなきゃいけないからそれをまとめてて」
いつもより説明が多すぎた事に話した後気付いた。
【いけない・・・動揺しないように気を付けなきゃ】
夫は陽子の微妙な違和感に気付いた。
【陽子は何かを隠してる・・・】
「ご飯作りますね」
台所に向かう陽子の後ろ姿を目で追う夫。
【妙に色気があるな・・・】
夫の心の中に小さな疑いの芽が開いた。
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