昼になり私は通帳と印鑑を握りしめ、指定された住所へと向かいました。
そこは私の家から歩いて10分程にある普通の一軒家でした、幸い知り合いに会う事もなく辿り着くと私は玄関の前で立ち尽くしてしまいました。
『ここね…一体誰が……』
躊躇していると突然ドアが開き、脅迫者が姿を現しました。
『待ってたよ奥さん』
低い声で語りかけると口の端を歪めながら私を見つめる男、見た所4~50歳くらいだと思います。
だらしなく出た腹、脂ぎった顔…脅迫されている事に輪を掛けてその見た目は私に嫌悪感を抱かせました。
『さぁさぁ…中に入って』
そう促されると私は意を決してその家へと入りました。
後につきリビングへと向かうとソファに座った男に、私は初めて口を開きました。
『あ…あの…いくら出せば…いいんですか?』
お金さえ出せば許してもらえる、そう思い込んでいた私に一度溜息を吐くと男は言いました。
『奥さ~ん、お金なんかいらないよぉ…俺が欲しいのは奥さん…アンタだよ』
いやらしい目付きで私を舐め回すように見ながら男は言いました。
『……えっ?…そ…それって……』
私は血の気が引くのを感じました、そうよく考えてみればわかる事でした。
動揺から判断を見誤った私に男は追い討ちをかける。
『どうする?俺がマウスを一回クリックするだけで、町内にアンタのいやらしい姿がバラ撒かれるぞ?』
ノートPCを開くと町内会でコミュニティに利用している掲示板が開かれており、メッセージを書き添付ファイルがつけてあるのが見えた。
あと送信ボタンを押すだけで、私の生活は崩壊してしまう。
私の頭は混乱しとにかくこの状況をなんとかしようと言ってしまいました。
『ど、どうすれば…いいんですか?』
すると男は立ち上がり、ズボンのファスナーを下ろすとすでにいきり勃った肉棒をボロリと出して言いました。
『まぁ…まずは口でしてもらおうか?』
ビクンッ…ビクンッ…ビクッ…ビクッ…
反り返り力強く脈打つ肉棒…私は目を逸らし一度深呼吸すると覚悟を決め男の目の前に跪いたのです。
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