俺は、2週間ほど考えた。
その間、寛子の姿を見に2回もショッピングモールへ足を運んだ。
寛子の姿を見るためだけに、何の連絡もせず、100㎞の道のりを2往復した。
そして、10月になってすぐ、電話を入れてみた。
昨年の年末、俺は寛子の家で過ごした。
真紀が、子供を連れて里帰りした。
孫を抱いて、泣いた。
年が明けてすぐ、
「俺、帰るよ。お邪魔したね。色々、迷惑かけた事を詫びたくて訪ねたんだ。」
そう言って寛子の家を後にした。
もう、二度と来るまいと思った。
俺は、あの家族の中に似合わないと感じた。
そう思ったら、帰りの車の中で、思わず泣けた。
そして、俺はこれからの人生、58歳の元妻寛子と、33歳の娘の真紀と孫に会えたことを心の支えにして生きて行こうと思った。
1月6日の夜、電話がかかってきた。
寛子だった。
「ここの番号、よくわかったな・・・」
「今はね、かかってきた電話番号が残るのよ。知らないの?」
俺は、黒電話の受話器を握りしめて苦笑いをした。
この三連休、寛子が訪ねてきて俺の部屋に泊まった。
元夫婦が2人きりで夜を迎えた。
「何だか、照れるな・・・」
娘と孫がいない二人きりの空間は照れた。
「寛子・・・」
「なあに?」
「いや、何でもない・・・」
「何よ。言ってみてよ・・・」
「いや、俺には資格がないから・・・」
「何の?」
「いや、その、お前を抱く資格さ・・・」
「お風呂、いただいていいかしら・・・」
「寛子・・・」
「私をお望みなんでしょ。この年になって求められるなんて、女冥利に尽きるわよ・・・」
懐かしい寛子の女体は、58歳とは思えぬほど崩れが無かった。
働いているからなのか、緩んでいなかった。
24年前の寛子のマンコは覚えていなかったが、ドドメ色のマンビラを開くとピンクの穴がヌメッた。
クリを舐めると艶めかしい声を発し、ヌルヌルに濡れた。
俺のチンポを大事そうに舐めると、61歳のチンポがみるみるそそり起った。
「あなた、そのまま入れて、中でお出しになっても構いませんよ・・・」
58歳のマンコは気持ち良かった。
58歳の元妻は美しい顔で喘ぎ、淫らな姿を見せてくれた。
「アア、あなた・・・再び愛される日が来るなんて・・・アアン・・・」
5年間暮らした11歳年下の女が2年前に出て行って以来、女を抱いていなかった。
3年ぶりのセックスは気持ち良かった。
「寛子・・・イクぞ・・・」
「ええ・・・下さい・・・」
ドクドクドクドクドク・・・
「アアア~~」
寛子の中に、ありったけの愛を放った。
1月9日に寛子を送って行った。
今度の週末は俺が寛子の家に泊まりに行く約束をした。
この先二人がどうなるかわからないが、今のところ、寛子と恋人のような付き合いを続けるつもりだ。
でももし、寛子が他の幸せを見つけて俺の元を去るときは、俺は、他の女にしたように旅立つ寛子の門出を温かく見送るつもりだ。
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