持て余していた右手をそっとカオリさんの胸に添えてみる。以前から薄着になると形の良い胸に興味はあった。人妻特有の柔らかい感触。おそらくTシャツの下にキャミソールとブラだけなのだろう。柔らかい乳房の中央に少し硬めの突起を感じた。そしてそこに指先が触れた途端、
「あっ、、、」
軽く身体を動かしながら、艶のある声が漏れた。キスは続けながら、右手の指先はブラの上から乳房の先端を探し続ける。一瞬、冷静になった頭が、周囲の状況と相手の様子を確認させようと咄嗟に顔をカオリさんから引き離した。目を閉じていたカオリさんが、瞼をゆっくりと開ける。
「こんなキス久しぶり・・・。」
言葉の真意はともかくとして、合格のサインとして受け取った。ゆひで的確に乳首を捉えているのであろう。カオリさんは再び軽く目を閉じ、受け入れる構えとなった。右手をカオリさんの腹部まだ下げ、Tシャツの裾から手を入れる。さっきまで服越しに触っていたカオリさんの左乳首にあっという間に到達させる。ブラの上から指を差し込み、まだ完全には固くなっていない乳首に直に触れた。
「あっっ!」
さっきまでの押さえ込まれた吐息の様な感じ方とは別の、本当のカオリさんの女の声が聞こえた。もう一度唇を重ね合わせながら、指で乳首を転がすように撫でる。
ふと自分の身体の一部に異常なほどの緊張感を認めた。そう、既に完全に勃起しているのである。若い時に感じたあの痛いほどの緊張。それは記憶の中でさえもここ数年、忘れていた感覚であった。
(触って欲しいな。。。)
そう思った瞬間だった。カオリさんの右手がスーツのズボンの上から硬くなった陰茎の状況を探るように、そっと添えられた。思わずビクッと身体が反応しそうになるのを必死で抑え、その優しい触り方に、心地良さを感じていた。
そうなってくると乳首では対抗出来ない。右手をTシャツから抜くと、ひざ下の丈の白いスカートの下から太ももに手を忍びこませた。再び顔色を伺う。そして改めて時間のチェック。まだお昼の11時前であった。
スカートへ進入した右手は、そのまま太ももを撫でながら、中心部へと進めた。下着に触れた瞬間に感じる熱を帯びた湿気。
「濡れてるね」
「・・・。」
顔を少し伏せながら恥ずかしそうにする姿にまた興奮を覚える。指でその濡れ具合がもっと多く感じられる場所を探す。そしてその少し上部。いわゆるクリトリスのある固い部分へと動かす。
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