口に溜まった精子をティッシュに吐き出すと、カオリさんはソファに戻ってきた。その顔はいつもの清楚でおしとやかな奥さんではなく、淫乱で妖艶な娼婦のようにさえ見えた。それは、単純にこの1時間くらいの間に起こった、濃密な時間と関係性の変化がそう思わせたのかもしれない。
トオルは、まだ勃ったままの自分に下腹部に目をやり、その異常な反り返り具合に驚いた。
「若いのね。」
「いえ、最近は出したら、すぐ萎縮してしまうんですが」
「そうなの?」
そう言いながら、カオリさんは再び太ももに触れてきた。
「あっ、、、」
自分でも情けないほど身体が敏感に反応する。完全にここに来た目的も忘れ、カオリさんの肉体を支配することだけが、頭の中を埋め尽くした。
「カオリさん。」
体を起こし、カオリさんをソファへと押し倒す。素直に従い、足を軽く広げて、受け入れる体勢をとってくれた。もう止まることは出来ない。天井を向いて反り返る棒を指で押さえ、カオリさんの秘部へと導く。捲し上げられたスカートからのぞく陰毛は薄く、綺麗に整えられていた。その下には溢れそうな程に濡れた淫唇が、待ちわびるようにしていた。
先端がそこに触れた時、
「んっ、、」
弱々しい声がカオリさんから漏れた。一気に入れるべきか、少し焦らすべきか。自分の気持ち良さを考えると一気に奥まで挿入して激しく動かしたかった。しかし、一瞬冷静な気持ちがうまれ、ジワジワと責める方がカオリさんをより喜ばせるのではないかと考えた。
力を入れて押さえていた指を緩めると、入りかけた先端はそのまま、小陰唇をなぞり、クリトリスに触れながら、また天井へと向きを変えた。指でもう一度押さえると、今度は挿入するためではなく、クリトリスを刺激する為に、近づけた。指で、陰茎を上下に動かし、亀頭の柔らかい部分で、クリトリスを刺激する。
「もう、早く挿れて。。。」
小さな声で懇願される。その表情に更に興奮を覚えた。
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