中指でいじっていたクリトリスの少し下はもう、かなりの濡れ具合であった。指輪を入口の方に徐々に近づけていくと、いよいよ、本気の愛液が溢れ始めた。中指でカオリさんの秘部の形状を確かめるように優しくなぞりながら、少し入りそうになっては淵をなぞるように逃し、焦らしながら様子を伺う。
カオリさんもその時が来るのを待ちながら、次第に大胆に陰茎を撫でるようになって来た。痛いほどに怒張した自分の分身を、それでもまだ狭い空間に留めておく事で、なんとか余裕があるように見せかけていた。一瞬の自己満足に走るなら、既に服を脱ぎ捨て、この固くなったものを、カオリさんに捧げていただろう。
指は第一関節まで、カオリさんの扉の奥に入っていた。中指一本が、やっと通れるようなその入り口の奥は、もういつでも浸入者を迎え入れても良いほど、潤滑油を湛えていた。少し態勢を変えながらより深いところまで、指先を進める。
「き、気持ちいぃ。。。」
少しアゴをあげ天井の方に顔を向け、身体を仰け反らせながら、カオリさんは今の気持ちを吐き出すように言った。中指はいよいよ第二関節まで、彼女の膣内へと進んでいた。
少しずつ、前後に動かしながら、カオリさんの反応を確かめると、指の腹が膣内の僅かに盛り上がった場所に触れた時、反応が大きくなる事に気がついた。そこで今までのゆっくりした動きから、速く、やや強めに、動かし方を変えてみた。
「あっ、そこっ、。そこっ。」
あの可憐な奥様として見ていた、カオリさんからは想像もしてなかったような淫靡な声が発せられ始めた。乳首から口を離し、カオリさんの顔を確かめる。完全に雌の本性を表したような、厭らしく、かつ、品の良いエロスを感じさせる顔がそこにあった。
※元投稿はこちら >>