LDKのドアの前で 手招きしてる。
俺「なに?」
ナミさんが階段をのぼる。
登りきると、扉が3つ あった。
ひとつはトイレだろう。
四角い小さな 明かり取りが付いている。
ナミさんは、もう1つのドアを開けた。
ナ「子供がね(望めないから)…、2部屋つなげてもらったの」
14畳あるのだと言う。
ダブルより、更にでかいベッド その横に 天板が硝子の小さいテーブル、でかいテレビ。
部屋の隅にかけられた、クリーニングから返ってきた、尋常じゃない程の何枚もの白いYシャツが印象的だった。
ナ「(お風呂)でたら、(一階でも二階でも)どっちでも いいから」
ベッドの 宮? だっけ?、枕元の子機がなった。
ナミさんは「わかりやすいんだから」と、ボソッと言った。
俺「いいの?」
ナ「いいの。お土産買ってきたり、電話よこし り、わかりやすいんだから」
「また、悪さしてんのよ、絶対」
「ガイドさんと」
俺「(俺とのこと)…だから?」
ナ「それは、違うわ。」
「貴男が 初めて、とは言わないけど」
「気になって 仕方ないのよ、貴男が」
「これまでの、腹いせ なんかとは、違うの!、こんなのは 初めて」
「(お風呂)温まった頃ね、行こ」
1階に降りると、ナミさんは 玄関の正面の引き戸を開けた。
洗面所だった。
更に正面には、浴室の折れ戸が見えた。
ナミさんは、6段位のboxや洗面台の扉なんかを開け閉めして。
ナ「(服)脱いだら洗濯機に入れちゃって」
「大丈夫よ。(洗濯機の上の乾燥機を指差し)
すぐに、乾くわ」
「タオルでしょ、歯ブラシ」
旅館やホテルの洗面台によくある、袋に 歯ブラシとちっちゃい歯磨き粉が入ってるヤツを持って、
「これね、いっぱい有るのよ、商売柄」
今度はboxの一番下から、タオルっぽいのを取り出して、バサッと広げて、
「私のだけど、(男女)兼用品だから いける でしょ?」
白いバスローブだった。
「(旅館の)石鹸やシャンプーセットや 身体洗うタオルも有るけど?」
俺「じゃ、タオルだけ、あとは(風呂場の)中の使っても良いんなら」
ナ「良いわよぉ!」
「私、向こう 片付けちゃうからね」
と、洗面所を出ていった。
高そうな、シャンプー コンディショナー トリートメント ボディーソープ、が並んでいた。
ボディーソープの匂いは 俺には少しキツかった、味がしそうな程匂う 香水のようだった。
頭と、身体を洗い、湯船に浸かった。
僅か数日の、急な展開に 驚いていた。
ナミさんは、俺の妄想の何歩か先に居る?、気がした。
身体を拭いて、バスローブを羽織った。
少し短かかった。
俺「ナミさん。(お風呂)でたよ」
風呂からてで、バスローブ姿の俺を見て クスクスと 笑って
ナ「やだ、ツンツルてん!、背 高いもんね」
「180位?」
俺「と、チョット」
ナ「あら、そんなに?」
と、俺の胸に額を付けてきた。
胸に額を付けたまま
ナ「…やっと同じ匂いになった」
と、小さく呟いた。
額をはなして
ナ「上、行ってるんなら、持ってって、出てきたから」
と、テーブルに灰皿を置いた。
ナ「何か 飲むんなら、冷蔵庫から好きの出して、上 持ってても良いし」
「(お風呂)いってくるね」
俺「うん。上 行ってるよ」
ナ「そうね。そうして」
俺は2階にあがった。
ガラステーブルに、煙草 灰皿 ビールを置き、テレビをつけて、ベッドの上に腰をおろした。
見てもいないテレビ、当然 番組も覚えていない。
灰皿に 吸いさし だけが増えた。
ナミさんの 階段を登る音が聞こえた。
ペパーミントグリーン?を、薄くした様な色のバスローブを羽織っていた。
化粧は落として いなかった。
むしろ、ルージュが濃くなった気がした。
ナミさんは、俺の横に立ち、右足をベッドの上にのせた。
左足のバスローブを左手でおさえ、右手で右足のバスローブ少し捲った。
ナ「ほら、これ」
こんな例えで伝わるだろうか?
ゴルフボールを2つ、上下に並べて、足に埋め込んだ様な膨らみが有る。
その膨らみが、膝上10㎝位から 上に伸びている。
ナ「小学生の頃からかなぁ、大きくなりだして、悪性じゃない って言うから」
「でも、パンツ(スタイル)じゃ 目立っちゃうでしょ?」
「だから、家の中だけ」
「触ってみる?」
俺が躊躇っていると
ナ「じゃぁ、これは?」
右足 左足と、少しずつ広げて。
バスローブを押さえた左手を離し。
右手でバスローブをはだけた。
腰を少し突き出し。
その右手の 人差し指と中指だけで
自ら 割れ目を広げてみせた。
舌先を少しだけだした 妖艶な顔で。
キレイに手入れされた茂みの奥が 輝った。
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