それから1週間がすぎた。
監視カメラでは……先週、妻が初めて1人で慰める映像が写っていた。
電動バイブをまるで素股のようにこすりつけていた…
…………言葉にならない。
カメラによる確認では3回VIPコースをしていると思われた。
昼休み、彼が指定した場所からSDカード、報告書、写真を回収した。
報告書にはVIPコースの概略が書かれている。 モデル自身がVIPと認めた場合、モデルから連絡役に報告が入る。 報告がはいった連絡役がなんらかの審査を行っているらしいが詳細は不明。これらを歴て特別会員の提案が入る。但し、高額な特別入会金を支払う必要がある。 特別会員になってもVIPコースを選択できるかどうかはモデルに選択権があり、特別会員となってもVIPコースをプレイできない場合もある。
要はモデルの機嫌次第ということだ。
モデルによって様々なオプションもあるらしく、妻は本番行為以外はすべて選択可能だということだった……
どこかにほっとした私がいた……
妻には特別会員が2名いるらしく、両名共に出版等のメディア関係者ということ。
特にこの両名はそもそもサークルの発起人に近い存在であり、ここでモデルをする以上、断ることの出来ない人達であるらしい。
しかし、両名共にお気に入りの女の子がいるらしく、妻はそのお気に入りの女の子を引き立てるような位置づけでついでに呼ばれているらしい……
報告書を持つ手に力が入る……
最後に継続調査中と書かれていた。
添付の封筒に入った写真に目を通す……
1枚目の写真にはスタジオで妻が踊っているような躍動感のある写真だった。
一体どのくらい踊ればこんなの風になるのだろう…
汗ばむ素肌に長めの髪が張り付いていた。
私が評論家ならば、貞淑な若妻の非日常的な構図…主婦の中に潜ませた女の本性は娼婦である。 …とでも評しようかと思うほど、魅力的かつ芸術性の高い写真だった。
こんな写真とってくれるなら、お硬い女性でも脱ぐかもしれないと思った。
2枚目の写真は1枚目の続きだ…
ただ、満面の笑みを浮かべた妻が妖しく男の手を引いている。 彼の手だ。
3枚目はどこかのカフェで妻がパンケーキを食べている。まるで彼氏とのデートだ。
…4枚目…5枚目………12枚目……18枚目……
芸術性の高い作品やデートのようなスナップ写真が続く。
24枚目………
どこかの日本旅館をイメージさせる場所での撮影だ。
上品な浴衣を纏っているが、着崩れていた。
後ろ姿の妻が物思いにふける横顔が程よいボケ感で描かれている。
美しかった。
25枚目
お姉さん座りになっている。大胆に胸元を開き薄紫色の透け感の強いブラと白い肌に血管の浮き出たバストを覗かせている…浴衣の藍… コントラストが大人の女性を見事に表現していた。
26枚目
M字に足を組み直し、上も完全にはだけている。 頬を赤らめ、恥じらう顔……薄紫色のブラはオールレースではっきりと乳首まで確認できる。
ショーツも陰部がぎりぎり隠れているが、くっきりと濡れてシミが出来ていた。
写真は沢山あった。
芸術性の高い……文芸的なエロスを感じるきわどく過激な写真が目を引く。
最後の1枚は異質だった……
青色のロングスカート、白いノースリーブシャツ、白いサマーカーディガンを羽織った妻が写っていた。
電車の中での隠し撮り風だった。
急に失われた芸術性……まるで盗撮のような構図…
私はすぐにSDカードを回収しPCを取り出した。
PCには動画が6本入っていた。
1本目 いつものスタジオ撮影…
2本目 デートを取りまとめたような映像
3本目 スタジオ…
4本目 前見たマンション…
5本目 日本旅館……
そして6本目………
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