「あれ、岩瀬さん?」
ロビーにいる岩瀬さんを見つけて声をかける。
「もう準備できたんですか?」
「ええ。Kiraくんもできたのかな?」
「はい、由美待ちです(笑)」
ソファーに座り、話を続ける。
「夕べは、いきなり覗いちゃってごめんなさい。彼が覗いてみろって言ったから。。。」
「大丈夫ですよ。ビックリしましたけど。」
「それに、こっちも由美と一緒に覗かせてもらいましたから。」
「え~そうだったんだ!じゃあ、おあいこだね!」
フランクな話し方だが、いきなりふられた内容に内心戸惑いながらも、軽口で答える。
(これは、行けるかも。。。)
なんとなく感じるものがあったので、さらに話題を続ける。
「あ、でも おあいこ じゃないかもしれませんよ。」
「え、どうして?」
「だって、岩瀬さんと上司さんは、俺と由美の全部を見てるけど、俺と由美は上司さんの身体しか見てませんから(笑)」
「あらら、そうだったんだ。でも、私の身体なんて見てもしょうがないでしょ(笑)」
「え~、見たかったですよ。」
「そうなの?ありがと。」
岩瀬さんの顔が、少し赤くなっているのを見て、話を続ける。
「で、俺たちのを見た感想をどうぞ。」
「え~、感想??」
「うん。」
「え~っと、由美が気持ち良さそうだった。」
「それと、覗かれてるのに、堂々と腰を振っててすごいと思った(笑)」
笑いでごまかそうとしているが、覗きでかなり興奮していたのは事実のようだ。
「じっくり見てたんですね~(笑)」
「あ、ごめんなさい(笑)」
「じゃあ、今度は岩瀬さんの気持ち良さそうな姿、見せてくださいね(笑)」
「・・・!」
軽く話したつもりだったが、ちょっと動揺した様子の岩瀬さん。
慌ててごまかしながら、由美を待つ。
「えっと、、、」
岩瀬さんが、遠慮がちに声をかけてくる。
「メアド、交換しませんか?」
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