部屋には男達が数人集まって、さっきまでしていた麻雀を止めて、女の話に夢中になった。
「そのうち、挨拶にでも来るか、俺たちで順番に行くとするか??」
「そうだな。早くどんな女か見てみたい。」
「お前!本島中部食える女なんだろうな?」
「ああ。間違いない。あのケツに乳は。。。」
「取り合えず、部屋の扉を空けておこうか。そして、そのうち、その女も部屋の掃除やらが済んだら挨拶にでもくるだろうしな。」
「そうだな。ここで時間潰しに麻雀の続きでも、しながら。」
そして、男達が麻雀を続けてると部屋の前に女の姿が。。。
「あ、あの。。。」
「??」
「今日、こちらに越して来たものなんですが。ご挨拶に。。。」
「そ、そ、そうですか。こちらから挨拶に行こうかと話してたんですよ。みんな、金はないけど、いいやつらばっかりなんで。困ったことがあれば、なんなりと。」
「よろしくお願いします。お邪魔しました。」
「ま、ま。そう言わずに、ちょっと中に。汚い部屋ですけど。片付けますので。」
男達は、一斉に腰を上げ、ささっと掃除を済ませた。
「どうぞ、どうぞ。」
男達がそれぞれの自己紹介を軽く済ませると、
女も自然と自己紹介を。
歳は秘密とのことであったが40代の既婚者。
ちょっと訳ありで、しばらくここにとの事。
「ま、人生色んなことがあるからね。仲良くしてくださいよ。本当に、何でも言ってもらったら、手伝いしますから。」
「はい。ありがとうございます。みなさん、いい方ばかりで。じゃ、お邪魔しました。」
「これからも、よろしく。今夜歓迎会をやるんで、声掛けをしますから。」
「私、お酒は少ししか。。。」
「大丈夫、大丈夫。こんな綺麗な女性を相手に酒が飲めるだけで、俺達のテンションはビンビン。。。いや、テンションはマックスですから。」
「こんな、おばさんで良かったら。。。」
「とんだもない。じゃ、夜にでも声を。。」
「わかりました。。。」
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