乾燥したてのブラジャーのホックは、まだ熱かったが直子は乳房を隠したい一心で着けた。悶えてしまった自分自身が恥ずかしい。野際店長の強引な責めに、身体の奥から突き上げる快感に人妻の理性は失せて女の、いや牝になり興奮し酔いしれてしまった。
「今日はお疲れ様。残業付けておきますから」
野際店長は、洋服を着終えた直子に言った。
直子は夕飯の材料をスーパーで買い帰宅した。
「残業だったの、今夕食の用意しますから」
「ああ、ゆっくりでいいよ」
夫の隆が答えた。
「汗がすごいな」
「えっ、ああ、荷物が重くて」まさか野際店長に責められセックスでかいた汗とは言えず、直子は曖昧に言った。
「風呂場洗っといたから、用意する前にシャワーしてくれば」
「え、あなた、大丈夫、」
病気でベッドに寝てることが多い隆を直子は心配した。「ああ、今日病院に行ったら薬も減ったし、気分も落ち着いてるし」隆が久しぶりに弱々しく笑った。
直子は少し嬉しい気持ちになり、隆に勧められる通りシャワーすることにした。
(よかった隆さん)
熱いシャワーで、全身に残る野際店長の愛撫を洗い流す。94センチの大きな乳房に水飛沫が跳ねる。
直子は乳房を揉むように、洗うと乳首がキュッと固く勃起した。
その乳首を摘まむと、途端に快感が乳房に拡がった。
「ああ、あんな酷いことされたのに、身体に興奮が残ってるなんて」直子は手を股間に滑らせた。
セックスは未遂。
だけど野際店長の亀頭が、膣口に入った時直子は自分自身で腰を沈め奥まで挿入しようとしたことを恥じた。「隆さん、すみませんでした」
あの日以来直子はクリーニング店を休んでおり、3日がたった。
野際店長は、直子自身の裸の画像を持っている。
出勤して、またコインランドリーで襲われれば今度こそ拒めないかも。
夫の隆には黙り、パートに出るふりをして家を出て大型スーパーで時間を潰していた。時折移動しながらソファーに座り本を読んだりして暇を潰していた。
「あら、メール、」
あまり来ないメールに直子はスマホを開いた。
(日村さん、、、)
メールは日村からだった。
日村とは、あのアダルトサイトのナイトネットでエロ好き妻として淫らな行為をして、最後にシャツの弁償金を全額受け取ってもらってから連絡はなかった。
[ご相談したいことがあって、よければ私のマンションに来て下さい]
不安だらけだった。
しかし直子の乱れた姿を知られている以上無視することも出来ない。
直子はメールに返信した。
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