「めっちゃ嬉しい♪」
「久しぶりにドキドキしたよ」
「そっか」
志保さんの笑顔が見れた
この後どうする?
ここまで来て帰る訳もない
行くしかない
志保さんも大人だ。次の展開はわかっているはずだ
「そろそろ移動しよっか」
「そうだね」
「どこいこか?」
「ん~」
「じゃコンビニでなんか買って志保さんの部屋いこか♪」
「私の部屋!?」
「店だと周り気になるしゆっくりできひんやん」
「え~」
「さっと買ってさっと行こう!」
「ちょ、ちょっと」
強引に手を引きコンビニへ向かう
志保さんには甘いカクテル、私は珈琲、おつまみを買いホテルに向かう
「本当に部屋行くの?」
「ここからが勝負やで。見つからない様に侵入しなきゃ♪」
「なんてノリノリなのよ~」
「行くで!」
受付の前はどうどうと歩く
変に怪しまれない為に
エレベーターに乗り込み志保さんの泊まる階へ
ここで誰かに出くわしたら大変な事になる
お互いドキドキが高まる
いわゆる吊り橋効果というやつだ
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