近づけるだけでキスはしない
志保さんの目を見つめる
今度は志保さんも見つめてくれている
「志保」
「……マサ…くん」
そう言って志保さんは目を閉じた
そして優しく唇を合わす
さっきとは違いしっかり志保さんの唇の感触を味わう
「志保、好きやで」
「……」
「志保?」
「そうやっていつも女性に言ってるんでしょ?」
「もしかして遊び人と思ってる?」
「…うん」
「そっか…ショックやな…遊び人と思われてたんや」
「だって…慣れてるもん」
私は財布から免許証を取り出し志保に見せる
「プッ…どういう意味?(笑)」
「遊び人は身分明かさないでしょ?ちゃんとした人間です♪」
「意味わからない(笑)」
一気に志保さんの顔が和らいだ
「はい♪改めて♪」
顔を近づける
「も~」
目を閉じキスをする
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