後日談〈私〉3
軽く食事を済ませ、彼の車に乗る。
私1人で乗る、帰りの新幹線までには、まだだいぶ時間があった。
ゆっくり車の中で二人きりになると、私も彼も、やはり昨夜の、甘く濃密な時間を思い出す。
二人とも無言でキスを交わす。すぐにお互いの舌が絡み合い……時が微睡んだような感覚になった。
彼が見つめてくると、私はこくっと頷き、車はゆっくりと走りだす。とりあえず駅方面へと向かう。そして、その近くのラブホテルへと、車は消えて行く。
部屋に入ると、私達は、シャワーも浴びず、服を脱ぎ捨て、時間を惜しむかのように、激しく愛し合った。
……そう、あの瞬間、私は全てを忘れ、彼だけを愛していた。
昨晩以上に、彼から優しさが感じられた。私も出来るだけ彼の要望に応えてあげようとした。
彼も強引な事はせず、私を一番に考え、一番感じる事をしてくた。私自身、昨晩より感度が上がっていた気がする。
心地好い微睡みと興奮の中、彼の肉棒を、昨晩同様に、私はありのまま受け入れ、そして何度も身体の中で受け止め、私も何度も絶頂を味わった。シーツが私の聖水でびしょ濡れになっていた。
トロッとした彼の白い聖液が、私の蜜壺の中で溢れ出すのを、そして、流れ出し太ももを伝うのを感じながら……彼と濃厚なキスを交わす。
すると、また元気になる彼の肉棒を、咥え舌で包み、また受け入れる準備を、私自身が整え……いつしか、私から彼の肉棒を導いていた。
「志保……昨日より大胆で……エロくて……そして、昨日よりも志保のオマンコは……気持ちええよ……」
「ぁぁぁ……マサ……ダメぇ……イクぅぅぅぅ……っっっ……」
「あかん……俺もや……志保の締まりが……キツっっ……」
「ああああ……ぁぁぁぁ~っっっ……」
「……また中で……出すで………っうっ……」
何度目だろう……わからない。とにかくとにかく、気持ち良かった。
ボーッとしながらも、二人でキスの写真を撮ったのは覚えている。そして、背面座位でキスをしながら、彼が鏡に向け撮った、スマホカメラのシャッター音は覚えていた。
彼の肉棒が、私の蜜壺の中にみっちりと、奥まで突き刺さっており、クリトリスもしっかり顕になっている。
両乳首は、これでもかと云わんばかりに、硬く立っているのが、目に見えてわかった。
……私、こんな表情をマサに見せ、そしてこんな顔で、受け入れてたんだ……。
私自身、私とは思えない、いやらしい雌の顔の私が、そこには写っていた。
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