クリスマスも終わった。
俺は母ちゃんに「昨日とか一昨日に誰かから家に電話あった?」と聞いた。
母ちゃんは「誰からも無いわよ」とアッサリ言われた。
俺は、もしかしたら美沙ちゃんが電話してきたかも…って思っていた。
あと、真美先輩の母親にも電話をしたが出なかった。
やっぱり年末は忙しいのかなぁ…って思った。
忙しい筈だった。
真美先輩の母親は、昼間は事務員の仕事をして、夜はスナックで働いていた。
思った矢先に真美先輩の母親から折り返しの電話があった。
電話に出ると母親は「どうしたの?」って聞いてきた。
俺はクリスマスプレゼントの事は内緒にして、会える日を聞いた。しかも真美先輩にはバレないように会いたいと言ったら、
母親は怪しんで「K君…この前みたいな事考えてるなら会わないわよ。」とビシッと言われてしまった。
俺は、そんな事は考えてないって伝えた。
母親も、それなら…って感じで会う日を決めてくれた。
昼間の仕事は年内はもう無いけど、年末は夜の店が忙しいから、年明けに会う事になった。
俺は年内にプレゼントを渡したかったが、母親の事を考えるとワガママは言えなかった。
あとは恵子さんと会う日までを、楽しみに過ごした。
いつものように会うまでオナニーは我慢した。
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