亜希先輩は「君は?…彼女は?」と聞いてきた。
俺は美沙ちゃんの事を話した。
何故か分からないけど、真美先輩には内緒にした美沙ちゃんの事を、亜希先輩には話せた。
この頃には、真美先輩を信用していたけど、出会った当初は信用出来なかったから。
亜希先輩は最初から信用していた。
俺から美沙ちゃんの話を聞いた亜希先輩は「そっか。」と短く言っただけだった。
しばらく2人して沈黙した。
俺は「なんか…俺たちって淋しいですね…」と言って、すかさず亜希先輩にキスした。
チュッって可愛いキスだった。
亜希先輩は無表情で「私、そんなつもりで君を呼んだんじゃないよ。」と言った。
俺は「いや、分かってますよ。でも…淋しいじゃないですか…なんか…」と言ってまたキスした。
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