しばらくして、2年ヤンキー姉さんの真美先輩(仮名)に呼び出された。
会うと「あー…お前かぁ」と言われた。
俺が「はい?」って感じでキョトンとしてると、真美先輩は「まぁ、いいや。あのさ~今日、○○駅に来てよ。」と言われた。
言われた通り、待ち合わせ時間に駅に行った。
スウェット姿で、素足にヒールを履いた真美先輩が来た。
真美先輩はセミロングの茶髪で、色白で濃いめのピンクの口紅を付けていた。
真美先輩は「この先に私ん家があるからさ。ついてきて。」と言った。
俺は「えっ…先輩の家にお邪魔するんですか?」と聞くと、
真美先輩は「あぁ、大丈夫。いつも私ん家、たまり場だからw」と言った。
俺は、「またかぁ~…別にいじめられてる訳じゃないけど…ただバカにされるだけなんだよなぁ~」って思った。
行きたくないなぁ~って思いながら歩いた。
ちょっと歩いて真美先輩の家に着いた。
家族は留守のようだった。
真美先輩の部屋に入った。ココナッツ系の甘い匂いがプンプンしてる部屋だった。
真美先輩はベッドに座り、俺は小さな座椅子に座らされた。
真美先輩は電話で誰かと話しはじめた。
俺は「誰が来るんだよ~。」って思いながら黙って座ってた。
真美先輩の電話が終わると、座椅子の背もたれに蹴りが来た。
真美先輩は「なにVIP気取りで、つまんなそうに座ってんだよw」と言ってきた。
俺は「すみません。電話って誰なんですか?」
真美先輩は「お前に関係ないだろ。まぁいいや。3年の○○君。最近しつけーんだよw」と言った。
俺は「えっ…付き合ってるんですか?」と聞いた。
真美先輩は「ちげーよw 付き合ってくれってしつこいんだよw 好みじゃねぇんだよなぁ…あっ!だからってお前が好みって訳じゃないからなw」と笑いながら言っていた。
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