その日の放課後、校門で2年のヤンキー姉さんと同級生のヤンキー女子に声をかけられた。
ヤンキー女子が「おい、K!先輩が話があんだよ!」と声をかけてきた。
俺は「なんだよ…俺は話なんて無いよ。」と言ったが、ヤンキー女子は「オメェの意見なんて聞いてねぇんだよ!」って腕を掴まれ、2年のヤンキー姉さん2人のトコに連れて行かれた。
2年のヤンキー姉さんは「アンタさぁ、なんでさっきウチらには、挨拶なかったん?」と言いがかりをつけてきた。
俺は「いや、別に挨拶しなかった訳では…すみません。」と謝った。謝ってばかりだった。
2年ヤンキー姉さんは「まぁ、いいや…行くよ~」と同級生ヤンキー女子を連れて帰って行った。
その時に「あっ…2年と3年って実は仲悪いんだなぁ。」って分かった。
3年のヤンキー姉さんの方が、落ち着いていて、なんて言うか大人なヤンキーだった。
2年のヤンキー姉さんは、不良度が高いって感じだった。
それからは、3年ヤンキー姉さん達にはすれ違うたびに「よっw 勉学少年。」って気さくに声をかけられた。声をかけられたって言っても、俺が挨拶して終わりだけど。
2年生のヤンキー姉さんの方が大変だった。
取り巻きの1年ヤンキー女子もうるさかったし…
挨拶しろとか、何とかかんとか…
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