いきなり休み時間に、同学年のヤンキー女子2人が「オメェよ~。先輩が呼んでっからよ~。ちょっと来いよ!」と俺を連行した。
体育館脇まで連れてかれた。
そこに2年、3年のヤンキー姉さん達がいた。
3年の亜希先輩(仮名)が俺のお気に入りのヤンキー姉さんだった。
1番奥で外階段に座り、タバコを吸っていた。
亜希さんとは、話したりとか1度も無かったけど、すれ違うたびに軽く頭を下げていた。
それで、亜希先輩が「アイツって誰?」と言ったらしい。
先輩のヤンキー姉さん達の前で立たされた。
同級生のヤンキー女子が「オメェ~、先輩になんかあんのかよ。」とか「オメェが相手にされるとでも思ったんか?」とかガミガミうるさかった。
俺は「いや、あの…すみません。」と謝った。
3年のヤンキー姉さんの1人が「目があったから挨拶しただけだよね?」と言ったので
「はい。すみません。」って返事をした。
奥で座ってた亜希先輩が「アハハッ…別に謝らなくていいのにw 急に呼び出してごめんね。」と言ってくれた。
俺は立ち去ろうとすると、同級生ヤンキー女子が、「オメェ~、黙って行くんかよ!」って言うから、俺は「すみません。失礼します。」って頭を下げた。
亜希さんが「アハッ…また謝ってるしw はーい…じゃあ、またね~」と手を振ってくれた。
俺は早足で立ち去った。
ぶっちゃけ、ちょっと怖かったけど亜希先輩と喋れてちょっと嬉しかった。
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