ザバァァァ
体と頭を洗い終わり、私は湯船に浸かりながら先程の妻の取った行動と今までの妻との違いを考える。
以前の妻なら、あんな風に自分から服を捲ったりして挑発してくることは絶対しなかった。
確かに、大和さんを試すために、仕事には若干ガードの緩い服を着ていくことはあっても、私に対してはいつもの妻の顔だった。
家庭内の妻の顔は性には堅く、どこかへ出掛けるキャミソールを着ていたし、例え家の中であったとしても、ワンピースからパンティが見えそうな時はきちんと見えないように気を使っていた。
それに、セックスの時以外にパンティが濡れていることなんて皆無だった、いや、むしろ、私とセックスする時以上に濡れていたと感じた。
そもそも、私が帰りが遅い時は、起きてくることの方が少なかったし、例え起きてきても、ソファーでまた寝ていることの方が多かった気がする。
そんなことを考えつつ、私は浴槽から上がり、お湯を抜いて脱衣場に戻った。
体を拭いてから、Tシャツとハーフパンツを掃いてリビングに戻ると、妻は夕飯を温め直し、食卓に並べていた。
夕飯の肉のしょうが焼きを出しながら、風呂から上がった私に妻は
妻「食べ終わるころには、日付変わっちゃうし、パパも疲れてるからエッチどころじゃないよね。」
と言ってきた。
やはり、こんなことを聞いてくること自体、妻は変わった。
しかも、よくよく妻を見てみると、ワンピースの下にブラジャーを着けていないことが分かる。
Dcupの胸の膨らみの頂点には、妻の乳首が浮き上がっている。
私は、そんな妻の姿に再び下半身が疼いてしまい、妻の問いかけに対して
私「まぁ今日遅かった分、課長からは明日は昼頃に出勤すればいいって言われてるから朝はゆっくり出来るかなぁ。」
と言ったところ妻は
妻「あ、そうなんだぁ。じゃあ、エッチ出来るのかなぁ。」
と答えた。
私は妻から営みの誘いがあったことに嬉しさがあった反面、そんな女に仕上げた大和さんへの畏怖の念を感じた。
私は妻に
妻「珍しいね。ママから言うなんて。」
と言うと妻は
妻「パパがしたいのかなぁ、と思って。」
と強がるようなことを言ったので、私は意地悪に
「え?ママはしたいんじゃないの?」
と聞くと、妻は私の顔を見ながら
「え?……う~ん…今日はちょっとしたいかなぁ。」
と答えた。
私が夕飯を食べ終えると妻は食器を洗い始めたので、私は洗面所で歯を磨き、妻とのセックスの準備を始めるために二階の主審室に上がった。
※元投稿はこちら >>