(すごく濃い・・・)
喉に絡みつくような感覚に悶えそうになった。
自分の息から若々しく、青く、苦い臭いがして、思わずハァァァっと息を吐いた。
そんな気分の自分を見つめる、幼くて荒々しい視線に気付いて見つめ返した。
「・・・オジサンより凄いの?」
子供らしくない言葉に少し驚き、すぐに自分が口に出した・・・思わず呟いてしまった一言だと気付いて恥ずかしい気分になり・・・けれど興奮する自分を自覚した。
「・・・そうよ」
そう答える頃には自分の中で答えを出していた。
自分は女だと・・・そして健二を男だと・・・
そして自分に女の悦びを自覚させたのは・・・
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