味を意識すると、ジュワッと唾液が溢れた。
思わず飲み込みそうになるのを耐えながら、唇から漏れそうな滴を指で止めてから健二を見上げた。
健二が肩で息をしていた。
嬉しくなり、口を開いてソレを見せた。
犬が獲物を自慢するように、自分に与えられた証拠を御主人様に報告するように。
気付いた健二がそれを見つめ、自分が汚した事を自覚し、その目に劣情の熱がこもってから、見せつけるように口を閉じ、見せつけるようにゴクンと音を鳴らして飲み込んだ。
口を開き、舌を出し、妖しい笑顔で飲み込んだ事を証明もした。
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