「玲子さん。。。続けて。。。」
「......1人の男が果てると、次の男が......私の側に...横たわります。既に男のそこは...禍々しいほどそそり立ち、天を......仰いでいます。
三枝は...私を......支えるように立たせると、横たわる男に...跨がるよう無言で合図......します。
私が躊躇...していると、一言、静かに......命じます。
『乗って。』」
菅原は私から一度身体を抜くと、小説をなぞるように、仰向けに横たわる。
「玲子さん、乗って。」
私はスカートの裾を広げ、菅原の下半身を跨ぐように両足を開く。菅原の昂りを自分の襞に導き、そのままゆっくり腰を落とす。
「あん。。。!」
菅原は下から私を突き上げながら、焦れたようにセーターの中に手を差し入れ、乳房をまさぐる。私は自分からセーターを脱ぎ、ブラジャーを外して、菅原の掌を受け止める。
「騎乗位で...貫かれている私の両胸に、......左右から別の......男の唇が......寄ってきます。1人は舌で......、1人は歯で、私の......乳首を......苛んでいきます。
鋭い快感が......身体を走り、男を......飲み込んでいる部分が......、ぎゅっと締まる......のが分かります。」
身体を貫かれながら、意味のある言葉を発することが難しくなってくる。快感の渦に飲まれ、そのまま、ただ意味のない声で叫びたくなる。
菅原は、私に身体を埋めたまま、ぐっと上半身を起こすと、剥き出しになった乳首を唇に含む。きゅっと甘く歯を立てられ、私は後ろにのけぞる。
「菅原さん、もうダメ。話の続き、言えない。。気持ち良くて......、ハァ、ハァ、アン......、もう、無理。。。」
「玲子さん。玲子。。。いいよ、もう。俺がしたいようにするから。貴女は、ただ、感じていて。。。」
そこからは、菅原の愛撫に身を任せ、感じるままに、声をあげ続ける。いつ果てるともなく犯され続けた小説の中の玲子のように。。。
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快感の余韻に浸り、まだぼーっとしている私の髪を撫でながら、菅原が言う。
「朗読会、どうだった?また、やりたい?」
「。。。そうね、またお客様が来てくれるなら。脳が興奮して、痺れちゃった。その後、また貴方がそれを静めてくれるなら。」
「喜んで。えっちで可愛いエロ作家さん。これからも沢山作品書いてくださいね。じゃあ、今日の朗読会は大成功ということで。また、やりましょう。」
私は返事の変わりに、菅原に口づけ、彼のそれに手を伸ばす。
「れ、玲子さん。さすがに3回は無理です。やりましょうって、朗読会のことですよ~。」
私は聞こえないふりをして、ぱくっと彼を咥える。
「玲子さ~ん。。。」
(終わり)
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