《ノンちゃん 3》
翌日 9:30、俺からの電話を待ちかねたようにノンちゃんから着信があった。
まだベッドの中でスマホを眺めていた。
「もしもし、おはよう、起きてる?」
「ええ。って言ってもベッドの中で ウダウダしてましたけど」
「何してたのぉ(笑)?」
「検索してたんすよ、(お昼)何処にしようかなぁ、って」
「あのね、朝 裕美ちゃんから電話があってさ、明日 夕方からね ご飯食べようって 裕美ちゃん家で、行ける?健ちゃん?」
「でね、(手)大丈夫なの?って聞いたら『退院祝いぐらいしてくれたって良いでしょ?』だって。それでね、『健ちゃんは 私ん家知らないから乗せてきて』って言うのよ、どうしようか?今日、私が行こうか?迎えに、どうする?、どっちがいい?」
「いいですよ、俺 行きますから、どっかノンちゃん家の近くの目印になるとこ教えてくれれば そこまで、で、帰りにでも教えます俺ん家、で、送って行きますからノンちゃん家」
「そぉお?、じゃあ駅で良いわ。歩いてもそんなにかからないから。何時にする?」
「早い方が良いですか?」
「どうしよう?、私(朝ご飯)今 食べたばっかりだし」
「じぁあ12:00で、12:00に駅で」
「どっち側です?魚民とか有る方ですか?」
「反対、北口」
「でも良いわよ、健ちゃん その方が楽なら」
「俺は どっちでも」
「じぁあ北口で良い?」
「こっちの方が人が少ないから、ね」
◎◎◎駅北口、ベンチにノンちゃんが座っていた スマホを手に。
軽くクラクションを鳴らして手を振った。
「こんにちは、ありがとう」
そう言ってノンちゃんが乗り込んできた。
「こんにちは」
「どうしましょ?、何処が良いですか?」
「何か食べたいものとか有ります?」
「そぅね、お肉。お肉が良いかな」
「肉っていっても 焼肉 ステーキ、色々ありますけど?」
「んー?、ゆっくり出来るとこ」
「あとは まかせる、健ちゃんに」
「あっ、でも『1人焼肉』出来ないから私。焼肉屋さんかな、ゴメンね。お店はまかせるわ」
「じゃあ、たまに行くとこで良いですか?、確かランチもやってたような?」
「ええ、まかせる」
カルビのランチに タン塩やはらみ を追加した。
俺も久しぶりの焼肉屋さんだったが、今日これからの事、それと明日の『退院祝い』そればかりが気になって ノンちゃんの話も まともに聞いていなかったと思う。
さぁ、どぅしよう?。
家に帰った方が良いか?ホテルに行った方が良いか?、どぅしたもんか?。そんな事ばかりを考えていた。
「健ちゃん?、健ちゃんてば、どぅしたの?」
「あっ、ゴメンなさい」
「ちょっと考え事を…」
「何?、何考えてたの?、そんなに難しい事なの?」
「ええ」
「なんて誘ぉうかなぁ?、ってこのあと。スマートに格好良く(笑)」
「そお?どっか誘ってくれるんだ?、嬉しい。お供しますよ。行きましょ、ほら」
「もお、この焦げたの食べないでしょ?」
天然なんだか何なんだか 警戒心が無いんだか、こんな一面も有るんだこの人?、俺の方が頭を抱えてしまった。
「ねぇ、健ちゃん家 教えて。明日 迎えに来るから、ね」
助手席に座ったノンちゃんの一言目だった。
「タバコ、良いわよ。私の事なら気にしないで。どうぞぉ」
「じゃあ失礼して…」
暫く他愛もない話をしながら車を走らせた。
「ここです、俺ん家、分かります?」
「大丈夫。だと思う」
「まぁ、分かんかったら電話して下さい」
そぅ言いながら駐車場を出た。
ノンちゃんは てっきり上げてくれるもんだ と思ってたらしい、キョトンとした顔をしていた。
俺はそのまま『◎◎ホテル街』と この辺では呼ばれているあたりを目指した。
よく有る 高速の◎◎インター降りるとすぐに広がるホテル街 ほど密集している訳では無いが 数件のホテルが点在している。
段々とノンちゃんの口数が少くなってきた。
コテージ風の ヤる為だけの小さな戸建 の所は満室だった。
「あ、満室かぁ」俺が何気なく呟くと
「こんな時間でもぉ?。頑張ってるのね?みんな」
久しぶりにノンちゃんがクチをひらいた。
「そっ、俺達みたいのが、いっぱい」
「ウチ、散らかってたんで…、スミマセン」
そう言いながらビニールで出来たグリーンのビラビラをくぐった。
このあたりには まだ こんなホテルも有る。
部屋の模様を写したパネル、その下に赤いボタン、光っている赤いボタンを押して部屋を選ぶらしい。
『空中風呂』、いやに気になる。
「なんでしょうね、これ」
「…ねぇえ…」
空中風呂のボタンを押した。
ジャラジャラと下の取り出し口に 鍵が落ちてきた。
廊下でも、エレベーターでも、ノンちゃんはうつむき加減で 黙って俺のあとをついてくる。
ノンちゃんを先に玄関に入れ、鍵をしめた。
仕切りになってるドアを開けると、正面上方に強化プラスチックか何かの 丸い透明の大きなボールが浮かんでいて、それに階段が続いている。
「あれだぁ、ああなってるんだ!」
「えっ、あれ?、あれが空中風呂?、おもしろぉい、何あれ!」
「今のホテルって面白ぉい」
ようやく ノンちゃんに笑顔が戻った。
「良かったぁ」
「何ぁに?、何が良かったの?」
「ノンちゃんが笑ってくれて」
「ゴメンね、ムスってしてるみたいだったでしょ?私」
「緊張してたの、凄く」
「途中から 何となく分かったんだけどね。そしたら急に緊張してきちゃって」
「嬉しいのよ、嬉しいんだけど その 久しぶりだし随分。で 緊張してきちゃって」
「久しぶりったって 旦那さんだって帰ってくるんでしょ?たまには」
「帰ってくるわよ、そりゃぁ」
「だから 有るには有るけどさ、義理マン ってやつ?、Hしてるとか そんな気分じゃないもの全然。向こうだって そうなんじゃない?『しかたねぇなぁ』とかって」
「やだ、恥ずかしい、何言ってんだろ?私、何だか これから『頑張るぅ!』って言ってるみたいじゃんね、ねぇえ(笑)」
「でも今のホテルって こんなんなんだ、随分きてないからホテルなんて、へぇえ」
照れ隠し なのか、ノンちゃんがとまらない。
「随分て、どんぐらい?、何年ぶり とか?」
「そうね、何年だろ?」
「へぇえ、『何年』なんだ?、『何十年』じゃなくて?」
「なんで?」
「旦那さんと だったら家で…、って」
「てことは、誰か違う人なんかなぁ、って」
「秘密、…教えない」
「なんてね、向こう、旦那の出張先に行った時にね」
「それでも アレですよね?、部屋 借りてるんですよね?、でしょ?」
「もぉ意地悪ね、健ちゃん」
「いいじゃない、そういう事にしといてくれたって、ね」
「そんな事より私、お風呂 汲んでくるから。ね、入ろ。アレじゃ別々に入った方が 余計恥ずかしいわよ、ね?」
「『丸見え』ですもんね、ここから」
「…でしょ?。汲んでくるね」
そう言ってノンちゃんが階段を登った。
お湯をだして 降りてきたノンちゃんが階段の向こうに消えた。部屋を見渡すと、俺が座ってるベッドの他に テーブル 小さな冷蔵庫 お決まりのオモチャ箱しかない、どうやら階段の向こうに トイレや洗面所が有るらしい。
案の定、バスタオルを巻いたノンちゃんが 俺のバスタオルを持って戻ってきた。
「はい(タオル)どぅぞ、先に行ってるね」
と、また階段を登っていった。
『緊張してた』ってホントか?、そんなふうに思えてくる。
丸ぁるい球体の湯船に足を入れた。
場所をあけようとしてくれたノンちゃんが 踏ん張りがきかず 逆にずり落ちそうになった。
「滑るわよ」、ノンちゃんが体制を整えて 両手を差しだしてくれた。
「ありがとう」、俺は片手につかまり湯船に浸かった。お湯が勢い良く溢れだした。
「『暗くして』とか『恥ずかしいわ』とか言うのよね?普通、やぁねオバサンさんて、こんな明るい所で」
「でもさ、恥ずかしいじゃない?。洗ってるところ見られるなんて、でしょ?」
「『おまた』念入りに洗ってるとこ?」
「もお、はっきり言わないの!」
「カラダだってさ こんな だし」
「そんな事ないですよ、良く見せて下さい」
「こんなの見たいの?、お腹だって…」
「おいで…」、ノンちゃんの言葉を遮って 抱き寄せた。
涙だったお湯が、また 湯船からこぼれた。
唇が重なった。長いキスだった。
自然と頭が傾き どちらからともなく唇を割り 舌を絡めた。
「のぼせちゃう」
そぅ言って 身体を洗い始めた。身体中 泡だらけにして。
「洗ってあげる、出て」
ノンちゃんに促されるまま 洗い場に移った。
椅子に座る俺の背中に ノンちゃんが回った。
ボディソープを着けた手が俺の背中を上下に這う。脇の下から乳首に回ったその両手が 少しずつ下りてくる
「嬉しい」そぅ言って 俺の勃起を優しく洗っている。
「男の人って こういうの好きなんでしょ?」
「健ちゃんも好き?」
俺の背中に柔らかいモノが当たった。
背中に押し付け上下する胸と 優しく洗う両手とがシンクロした。
チンチンを洗う手が離れ 内ももを洗う。
内ももを優しく撫でながら ひざの辺りまで行って戻ってくる、俺を抱き抱える様に『袋』を洗っている。
「…おしまい」
俺から離れたノンちゃんがシャワーをだした。
前を流し終えたノンちゃんが また背中にまわって俺の背中を流している。
シャワーを止めると また背中に抱きついてきた。脇の下から また勃起に手が伸びてきた。
「凄い」
「こんなに なってる」
そぅ言っては ゆっくりとしごく。
「お願い」
「我慢できない」
「入れていい?」
「いいよ」
「こっち、手 ついて」
俺に言われるがまま ノンちゃんが湯船の縁に両手をついた。
片手でノンちゃんの腰を抱え、もぅ片手を勃起に添えて 狙った。
俺が腰を突きだすと『んンーン』と ノンちゃんがのけぞった。
「ダメ、いっちゃう」
「入れてもらっただけなのに」
「入れてもらっただけで いっちゃう」
「いいよ イっても」
「いいの?」
「ダメ、腰が、勝手に動いちゃう」
「あぁぁ、いい」
「凄い 健ちゃん」
「イっちゃう」
「イっちゃうぅぅ」
俺は何もしていないのに、ノンちゃん背中が 釣り上げられた魚の様に『ビクンビクン』と跳ねている。
ノンちゃんの背中が静まったと思ったら、余韻を楽しむ様に ゆっくりとお尻が回りだした。
「私ばっかり。ゴメンね」
ベッドに戻ると ノンちゃんが そう謝っていた。
「そんなに気持ち良かったですか?」
「何もしてあげてないのに、俺」
「もお、恥ずかしいから言わないで」
「だって あんなに大きくて、それに硬いし」
「どぉじゃぁ?って『威張ってる』んだもん」
「大きいですか?、そんなに」
「大っきいわよ、とっても。言われた事とかないの?」
確かに過去には『大きい』と何度か言われた事はあった。
が、前の人と比べて…位にしか思ってなかったし、所詮『サービス』なのだろう?と思っていた。が、このノンちゃんの一言は、俺を『思いあがらせる』には充分だった。
そのノンちゃんが俺の足元に下がっていき、『ショボン』としてしまったチンチンを咥えた。
「また 威張らせる んですか?」
「…だってぇ」
「『まだ』でしょ?健ちゃん」
「私ね、さっきみたいに威張ってるのも好きだけど、こっちは もっと好き」
「そんな 萎びた奴が ですか?」
「あのね、私の おクチの中で『育てて』あげるの。おクチの中で育って 威張ってくれるの 大好き、私」
そぅ言って また咥えて クチの中で 舌で転がしている。嫌が応にも『威張り』はじめた。
「ノンちゃん、お尻」
「お尻 こっちに…」
「ほぅお」咥えたまま、俺を跨いだ。
目の前に晒された『それ』は、毛もキチンと処理され 濡れて光った割れ目が 気持ちクチをあけていた。
指でなぞると 粘っこい汁が 滴り落ちた。
窮屈な格好で 両方の親指で割れ目を広げた。
黒ずんだ淫唇を 思いっきり広げると ピンクがかった穴が すぼまったり クチを開けたり している。
その すぐ下には小さな『突起』が すでに顔を覗かせている。充血して プクッと膨らんでいるのが 見た目にも分かる。
俺は その『突起』を舌でつついた。
「あっ、嫌、気持ちいい」
「…もっと」
「お願い、めちゃくちゃにして」
「…いいの。そこ」
「ここ?。そんなに?」
更に舐めあげた。
「そう。そこ。いい」
「こっちは?」
これまた窮屈な格好で、舌を這わせたまま 指を一本 オマンコに入れた。
「一緒なんて」
「一緒なんてダメよぉ」
「おかしくなる、おかしくなっちゃうぅ」
「じゃあ やめよう、どっちやめる?」
クチを離し 指を抜いて 聞いた。
「イヤ、やめないでぇ」
「どっも。どっちも やめないでぇ」
「掻き回してぇ、掻き回して 健ちゃん」
慣れない左手の ぎこち無さが思わぬ効果をもたらしたのかノンちゃんは何も出来ずにいる。
再び威張りだしたチンポを握って 俺の足の外に 布団に顔を埋めて 悶えている。
二本の指をオマンコに入れた。
入れた指を くの字の曲げて 1番敏感なスポットを探ぐった。
更にも増して『汁』が溢れてきた。
「健ちゃん そこダメ、やめて」
「何で?、そんなに気持ち良いの?」
「そう。だからダメ、ダメなの」
「何で?、気持ち良いんでしょ?」
「だからよぉ、だからダメなの」
「ビシャビシャになっちゃう健ちゃんが」
「だからダメ。出ちゃうからぁ」
「何?、出ちゃうの?」
「なら こうしよ、これなら大丈夫でしょ?」
指を抜かず『ヨイショヨイショ』と体を入れ替え ノンちゃんをベッドの縁に座らせた。
両足をベッドの縁に上げさせ 大きく開かせると、傷口の開かない事を祈って ノンちゃんの身体が揺れほど 右手で攻めたてた。
「いい、健ちゃん いいの」
「そこ、そこ いいの」
「でもダメ」
「シーツ、シーツ汚しちゃう」
「タオル、タオル敷いて下に」
手探りでバスタオルを探した。
綺麗にたたんで…、そんな余裕はない。
俺の指を咥えた込んだまま 後ろについた両手で身体を支え 尻を浮かせているノンちゃんの尻の下にバスタオルを潜りこませた。
俺に揺さぶられながら掻き回わされてるのと同調するかの様に ノンちゃんも激しく腰を振る、言葉にならない『呻き声』をあげて。
「ダメぇぇ、健ちゃん」
「出ちゃうから」
「出ちゃうのぉぉ」
「いく、でるゥゥゥ」
ノンちゃんが あられもなく 崩れた。
タプタプのお腹がプルプルと震えてる と思ったら、目をキツく瞑り 手の甲をクチに押し当て 全身をブルブルと震わせいる。プルプルとブルブルが交互に押し寄せては 跳ねていた。
飛び散った汁で 俺の手は勿論 タオル シーツ 床 あらゆる所を濡らしていた。
ノンちゃんの汁が滴る指で ノンちゃんの唇を割った。
その指に 目を瞑ったままのノンちゃんが舌を絡めてくる。
「きて、健ちゃん、お願い」
俺の手を両手で握ったまま ノンちゃんが見つめている。
黙ってノンちゃんの上に重なった。
「お願い、焦らさないで」
「きて、いなくなっちゃう、お願い」
『いなくなっちゃう…?、ん?』
と思いながらも 先っぽ を頼りに割れ目を探り当てて、腰を突いた。
「そう、これ。これよぉ」
蟹ばさみみたいに 俺の背中で足を絡め、俺の下で腰を揺すっている。
あらためて入った ノンちゃんの『それ』は、裕美さんよりも肉付きが良いからなのか『締まる』と言うよりは『潜りこむ』 そんな感覚だった、重い布団に潜った様な圧迫感があった。
「突いて、もっと」
「お願い、もっと突いて」
軸送を早め ストロークを大きくした。
自ら浮かせたノンちゃんの尻が一点で止まった
「そう、そこ、そこ いい」
「もっとぉぉ」
ノンちゃんから溢れた 生暖かいモノが 俺の袋を伝うのがわかった。
ノンちゃんは その場所とタイミングを心得ていた、だからこその『いなくなっちゃう』だった。
「バスタオル、役にたたなかったね?」
繋がったまま、ビクンビクンと跳ねるノンちゃんに わざと意地わるく聞いた。
「恥ずかしい」
「私ばっかり 何度も」
「いいよ?何度でも」
「健ちゃんも」
「今度は 健ちゃんも一緒に。ねッ」
1度ほどけたハズの ノンちゃん足が、また背中で絡みあって 俺を引き寄せた。
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