【第5話 捕獲率100ラップ】
先日施工出来なかったキッチンの水栓交換のため、再び奈美さん宅を訪れていた。
勿論、あの行為がバレた事などこの時点で知るわけがないし、絶対バレてないと高を括っていた。
真新しい浄水器内蔵のワンホール水栓を箱から取り出し、システムキッチンの天板に拡げる。
スキニージーンズ姿の奥さんが真横で見守っている。
普段と違い無口な奈美‥‥あの事が切っ掛けとなり、彼女の中では"痴女"という別の人格が覚醒していた。
キッチンに並んで立つ男と女。
今日、この日この場所でふたりの関係は急転直下する。
あまり冷房の効かない奈美家のエアコン。
そんな環境下のシンク下はサウナ状態で、持参した麦茶を一杯飲み作業に取り掛かる。
5分も経たない内に額はビッチョリ、汗が目に入り滲みる。
それでも既設の水栓は何とか20分程で外れた。
首元のタオルで顔を拭き外へ出た。
「ふっ~、どうにか外れました‥‥あっ。」
奈美の仕掛けた最初のトラップ。
「勅使河原さん。気休めかもしれないけど、これ使ってぇ。」
扇風機を持ち俺のそばに来ていた。
ジーンズから履き替えていた官能のスタイルは、前よりエロさが進化したマイクロミニだ。
起き上がろうしていた体勢からの生脚は、イヤらしい眺望そのもの。
既にミニスカートの中が見え、チラリズムする純白の生地。
「あんまり暑いから履き替えちゃった。」
俺の視線を気にせずペロッと舌を出した。
何も見なかったと決めつけ、新品の水栓を掴んでシンクの下に戻った。
(顔真っ赤にして‥‥かわいい!)
明らかに動揺している彼を可愛く思うも、次のトラップを仕掛ける。
「暑くて大変そう‥‥私もお手伝いしていい?」
甘い声でシンクの下に問い掛ける。
「いえ、大丈夫です。こん中狭いし奥さんにケガさせる訳にはいかないですよ。」
「‥‥‥‥ズルズル。」
俺の足先で床が擦れる様な音。
一瞬、んっ?となったが作業を続ける。
擦れる音は足元からシンクの中へ。
奥さんが強引に潜り込んできた。
シンクの排水パイプを挟んで奈美が並ぶ。
「あ、ちょっとまずいですよ。危ないから出て下さい。」
「いいでしょ?横で見てるだけだから‥‥」
顔を上げた俺に向けて、口に人差し指を当てたサインを送る。
只でさえ狭いシンクの下、俺はより動き辛くなった。
動く=奈美さんに触れるの図式。
それは彼女の思惑通り。
なるべく隣を意識しないよう、手元の作業に集中する。
普段なら10分も有れば終わる作業が、湿気と色気と緊張で交換も捗らない。
「‥‥何か見てるだけじゃつまんなくなっちゃった。」
"見てるだけ"、その言葉が意味するもの。
くるりと身体を反転させ、悩ましい片脚を俺の両膝へ絡める。
同時に細く綺麗な指がダイレクトな部分に触れてきた。
突然の痴漢行為は大胆なタッチ。
いつものワルい虫はこの展開を予測していたのか?
さすがにこれはマズイ!
「な、何してるんすか!冗談は止めて下さい!」
「冗談なんかじゃないわ‥‥私の下着汚したクセに、知ってるのよ全部。」
‥‥ド直球のストライク。
いきなりあの"行為"を咎められ、頭が真っ白になり言葉を失った。
主導権を握った指がズボンの僅かな膨らみを捉え、形を確めるかの様に楕円形を描く。
阻止しようと片手を動かす‥‥が、シンクの出っ張りが邪魔をした。
もう片方の手を離してしまえば重たい部材が顔に落ちてきてしまう。
絡めた脚で下半身の動きも封じられていた。
狭いのをいい事に奈美は更に大胆になる。
指は構わずファスナーを摘まみ、下に降ろしてしまった。
変貌した彼女がエッチな言葉で俺を追い詰める。
「仕事中にあんな事するなんて、変態でエッチな人だったのね‥‥ほら、今もこんなに槌槌」
パックリ開いたファスナーからこんもりとしたトランクスの丘が現れた。
その前開きに侵入してくる指。
逃れようとすれば出来ない筈はない。
罪悪感と目覚めたワルい虫が、理性としての抵抗力を奪った。
完全に中に消えた手は迷う事なく陰茎を掴んだ。
(や~ん、太くて大っきい!)
久しぶりの男性の感触、勅使河原の反応も嬉しかった。
砲身をゆっくりとスライドさせていく。
勅使河原の角度から見える奈美の腕の動きは実にイヤらしかった。
「あっ!あっ!ダメです奥さん、手を離して下さい!」
「ダメよ、そんな事言ったって。私のお気に入りを汚した罰よ。」
手淫で硬くなっていく現象を楽しみつつ、人差し指で先端の割れ目を弄り始めた。
「スゴく熱くなってる。先っぽもヌルヌルしたのが出てる~」
「あひっ!そこはダメです!ダメです!指を退けて‥‥ああっ!」
亀の頭を往復するたった一本の指が俺を悶絶させた。
奈美もまたメスの本能を発情させ、身体の芯が熱を帯びていた。
(スゴいわ!どんどん硬くなってきてるぅ!)
精力漲る肉棒を感じながら、片方の手はミニスカートの中へ‥‥‥‥染みになる程ヌメっていた。
(あ~ん、欲しくなっちゃう槌槌)
トランクスの擦れる音が大きく速くなる。
最早作業どころじゃなかった。
手淫に屈しないよう歯を食い縛って耐える。
僅かに動く腰を左右に振って藻掻いた。
結果、行き場を失っていた肉棒がトランクスの前開きから彼女の手を従えて飛び出た。
正体を露にした勅使河原のモノ。
我慢汁で妖しく輝くソレは、奈美の掌を軽々と上回り隆々と聳え勃っていた。
パンツの中で射精させ、恥辱心を抱かせる事を目論んでいた痴女的イタズラ。
逆トラップに嵌まってしまった奈美。
魔法に掛かったように吸い寄せられていく。
身体を外へずらしターゲットへ口を近付けた。
溢れ続けるヌル汁を舐め上げて亀頭にしゃぶり付く。
「ああーっ!ダメです!奥さん口を離して下さい!」
懇願する勅使河原を無視し濃厚なフェラチオに没頭する。
狭いシンクの中で奏でられる卑猥な粘着音と快楽に苦悶する勅使河原の声。
次第に男女のコラボ音が激しくなる。
「チュボチュボ‥‥んぐぁ、いいのよイって。私のお口でイってーっ!チュパチュパ!チュパチュパ!」
栗色の髪を振り乱しスパートを掛けた。
「ああっ!ヤバい奥さんダメだっ!出ちゃうよ!それ以上されたら出ちゃうー!」
痴女となった彼女に屈し、狂喜する本能に身を任せた。
股間の奥底が痙攣を始め、射精直前の鈍痛が襲って来る。
ビクッビクッと跳ね上がる腰と共に奈美の口まんこがズボズボ犯さていく。
(あ~ん、スゴいわ!口の中が彼のでいっぱい‥‥‥‥来る来るわっ!)
「‥‥出る出るー!出るぅぅ!」
ムクッと一際でかくなる亀頭、カパッと開く尿道口‥‥ビュッビュッ!ビュッビュッ!
奈美の巧妙なトラップ、彼女の淫靡な口戯に俺は堕ちた。
※元投稿はこちら >>