朝、7時2分。
そこにはいつもと変わらない妻がいた。
テーブルにはトーストと目玉焼きがあり、俺の好み通りに塩と醤油が添えられていた。
まだ眠そうな顔をする娘に、優しい笑顔で叱っていた。
そして俺に向かい、大丈夫?と話しかけた。
思わず焦ってしまった。
隠さなければと思った。
俺が昨夜、あの公園にいた事を。
妻の胸に落書きがあると知っている事を。
スカートに隠れている場所に・・・左足に集まった男達の射精の回数が・・・
そして、右足にはあの後に妻を抱いた男の数が書かれている事を・・・
俺が知っていると、知られるわけにはいかなかった。
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