眠ることができたのかどうかも わからないまま家を出た。
怖くて 恥ずかしくて・・・ママの顔を見ることが出来なかった。
フワフワと 何にも集中できないまま 給食の時間になった。
作業服の用務員の視線が 少し気になった。
そのまま午後の授業が始まり 時間が経つにつれ恐怖よりも 不安よりも 待ち遠しいと感じている自分に気づいた。
名門と言われる中高一貫校・・・
合格してからは 毎日だった塾は週に3日・・・一日おきになっていた。
昨日は塾の日・・・つまり、今日の放課後に予定はない・・・
「どうしたの?」
「大丈夫?」
友達に心配され、大丈夫だと笑いながら、私は今日 また公園にいく自分を確信していた。
確信してからは さらにその時が待ち遠しくなった。
待ち遠しいと思えば思うほど 疼いた。
指の感触を思い出し 下着が湿るのを感じながら過ごした。
はやく欲しい・・・
またアレを・・・
はやく・・・
※元投稿はこちら >>