「人妻 玲子の白日夢 1」が、無事配信された。
約束通り、私の顔や身体は一切映っていない。かわりにイメージ画像として、鏡に女性の腕が映っている写真や、男女が指を絡めている写真などが、何枚かスライドショーのように流れる。それもソフトフォーカスされたもので、どぎついものはない。
その画像をバックに流れる自分の声は、思った以上にハスキーで、自分の声ではないみたい。
その分、客観的に見ることができる。
菅原のおかげなのだが、綺麗にパッケージされた商品に仕上がっている気がする。ただ、これが男性の興奮を沸きたたせるかは疑問だけれど、私は仕上りに満足し、早速次の作品に取りかかる。
『人妻 玲子の白日夢 2
駅前のインターネットカフェ。私は貴方にルームナンバーと、カードキーを隠す秘密の場所をメールする。
ヘッドホンに、アイマスク。お気に入りの音楽に浸り、暗闇の中で、ジントニックを飲みながら、うとうとまどろんでいる。
次第に意識がぼやけ、時間の観念も曖昧になってきたころ、乳首に甘い衝撃を感じる。
いつの間にか私の胸ははだけられ、貴方の掌で揉みしだかれ、乳首は貴方の舌に転がされ、甘噛みされる。
あっ。。。あン。
声が出そうになると、素早く貴方の唇で封じられる。乳首をずっと弄びながら、貴方は私の唇を支配し続ける。
ヘッドホンを外され、貴方が耳元で囁く。
「君のここ、葡萄グミみたいだ。全部食べていい?」
私の答えを待たずに、貴方は私の乳首をまたきゅっと吸い上げる。。。』
(続)
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