凍りついたように固まって動けない私に、松本は言葉を続ける。
「バイトの木島と須田は、貴女が出勤する前に呼び出して、クビにしました。今後貴女に何か接触しようものなら、親と大学と警察に、この映像を見せると釘を刺しておきましたから、まぁ、大丈夫でしょう。」
「......。」
「西崎チューター。貴女にも辞めていただいたほうが安心なのですが......。」
そうか。教室のカメラはその日の遅番がスイッチを切ることになっていた。つまり、私が消し忘れていたから、この恥ずかしい映像がそのまま録画されていたのか。。。
「西崎チューター?聞いてますか?」
「あ、はい。すみません。」
塾長の松本は、もう一度、さっきの言葉を繰り返す。
「貴女にも辞めていただいたほうが安心なのですが、受験シーズンまで2ヶ月、この時期にお辞めいただくと、担当生徒を動揺させることになる。」
「......はい。」
「ですから、3月までの契約、ということでよろしくお願いいたします。」
「分かりました。ご迷惑おかけして申し訳ありません。」
「貴女は被害者なのですから、謝る必要はないのですが、録画を見ると途中から強姦とは言い切れない状況でしたね。」
松本は席を立つと、塾長室の内側の鍵を閉め、私に近づいてくる。
「貴女は途中から、明らかに学生を誘惑していた。違いますか?」
答えられずに下を向いた私の顎に指をかけ、上を向かせると、松本は私の唇の上をゆっくり指でなぞる。
「イヤらしい唇だ......。今日もTバックですか?」
そう言うと、私のお尻に手を回し、制服のタイトスカートをじわじわと、たくしあげていく。
剥き出しになった私のお尻の肉をぎゅっと掴むと、さらに言葉を重ねて私を追い込む。
「今回のことを明るみにせず、3月までは貴女に仕事を続けていただくにあたり、条件があります。木島と須田から、色々聞きましたよ。杉谷タクマとのことも、動画サイトのことも。。。詳しい話を外でしたいので、今からチューター室に戻り、体調が悪いと言って早退
してください。私が出張ついでに送っていく、という話にして。」
松本は、デスクに一度戻り、何かの箱を取り出してくる。
「さも具合が悪く見えるように、これを入れてあげます。入れたまま、チューター室に行ってください。」
そう言うと、箱の中からピンク色の細長い球体を取り出す。
「片足を、この椅子に乗せて。」
有無を言わさぬ口調で私に命令し、私はスカートをたくしあげられたまま、言われた通りの姿勢をとる。
松本は、私の下着に指をかけ、ぐっと横にずらしてしまう。襞の入口を指で探り、ピンクの球体を私の中にズブリと沈みこませる。
うっ!!!
下着とスカートを元に戻すと、松本は私の中に埋め込こんだ球体がブルブルと振動するようにスイッチを入れる。
私は身体を折り曲げるようにして、塾長室を出ると、そろりそろりと歩を進め、チューター室に向かう。
入口に一番近い、添田チューターに声をかける。
「添田チューター。ごめんなさい、今日ちょっと体調が悪くて。今日これで早退させてもらうね。塾長に許可は取ったから。。。」
「大丈夫ですか!?西崎チューター。脂汗かいてるじゃないですか。」
「う。うん、大丈夫。熱があるわけじゃないし。ちょっとお腹がね。家で寝てれば良くなると思うから。出張ついでに、塾長が車で送ってくれるって言うし。もし生徒が何か言ってきたら、明日対応するのでメモ残しておいてくれる?」
「分かりました。お大事にしてくださいね。」
添田チューターと話しているときも、下半身に絶えず振動が送り込まれ、私は身体を前屈みにして、なんとかその状況をやり過ごす。
やっとの思いで帰り支度をし、着替えることは諦めて、通勤着をカバンに入れ、よろよろした足取りで予備校の出入口にたどり着く。
既に松本が車を待機させている。
助手席のドアが開き、そこに乗るよう合図される。
私が乗り込むと、松本は車を発進させる。
既に外は夜のとばりに包まれている。
予備校から離れると、松本は当然のようにスカートの中に手を入れてくる。
「ちゃんと入れたままにしてますね。」
どんなに腿をきつく閉じていても、じわりとしたものが滲み出て、布地の少ない下着は既にぐっしょり濡れている。
「さっきの話の続きです。契約期間が切れるまで、西崎チューターには私の趣味に付き合っていただきます。それが条件の1つ。」
松本は運転をしながら左手で器用に私の中心を捉え、敏感な突起を探りだして、指の腹で刺激し始める。
「条件の2つ目は、今日これから貴女が体験することを文章にまとめて朗読し、例の動画サイトにアップすること。杉谷タクマに関しては、彼が大学に合格し、予備校を卒業した後についてはこちらが関与することではありません。いいですね。」
振動体の刺激と、松本の指の刺激で身体をぴくんぴくんと震わせながら、私は頷くことしかできない。
松本はそれを見届けると、さらに車を走らせ、黒と赤で彩られたホテルの駐車場に停車する。
松本に続いてホテルの入口に入る。
一目見て、そこがSMホテルだということがわかる。。。
(続)
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