木島と須田の行為は、女性との経験が少ないせいか、一つひとつが荒々しい。
ブラウスのボタンを外す手間も惜しみ、もどかしげに半分だけ外して前をはだけると、手を差し込んで胸を引き出し、ブラジャーをずり下げる。
乳首にむしゃぶりつき、強引に吸い上げてくる。
Tバックに興奮していた須田は、スカートをたくしあげたまま、ストッキングを力任せに引きちぎる。
本当なら、恐怖で身のすくむ状況のはずなのに
2人があまりに必死な分、私は徐々に落ち着きを取り戻す。
こんなオバサン相手に、一生懸命になっちゃって。。。あんまり、したことないのね、きっと。
「......わかったから。。。もう少しだけ優しくして。。」
私は、まだ乳首に吸い付いている木島の頬を両手で包むと、自分の顔に引き寄せ、口づける。舌を差し入れることなく、ゆっくりとしたキスを重ねる。木島が徐々に落ち着くのを見計らって、彼の唇の外側を舌でなぞる。彼の舌が追いかけてくるのをかわし、ペロペロと唇だけを舐めていく。
彼の舌が私を捕まえるのを諦めたタイミングで、私から彼の舌にねっとりと絡んでいく。暴れないよう、なだめるように、ゆっくりと口中の海を泳いでいく。
狂暴な目付きが徐々に和らぎ、恍惚とした表情に変わっていくのを見届けると、再び木島の頬を両手で包み、唇を離すと、赤子に乳を与えるように乳首を口に含ませる。
次に、下半身をめちゃくちゃに触っている須田の顔に触れ、そのまま上を向かせる。木島にしたのと同じように唇を乗せ、羽のようなキスを繰り返す。。。
須田の表情も柔らかくなってきたところで、私は力ずくで犯される危険から脱したことを知る。
とはいえ、このままで済むとも思えず、私は須田に唇を吸わせながら、頭を巡らす。
さて、どうしたものか。。。
須田の唇が一度離れたのをチャンスに、彼らの耳元に口を寄せ、甘えを含んだ声で囁く。
「わかったから、乱暴にしないで。。。私のお願いも、聞いて。。。いい?」
うんうんと頷く二人。
主導権は、私に移ったのだ。
私は教卓の上に座ると、彼らに対峙して左右に足を開く。中心の部分を二人に見せつけるようにして、敏感な部分を覆う布地を少し指でずらす。
「舐めて。。。」
木島がそこに吸い付いてくる。加減を知らない男のクンニリングスは、痛いばかりで正直つらい。
「木島君。。。そこは、もっと、そっと舐めて。それで十分気持ちいいから。須田君、おっぱい、吸って。。痛くしないでね。上手に出来たら、ご褒美あげるから。」
須田の唇に乳首が吸い込まれると、私は須田の下半身に手を伸ばす。ズボンの上からでも、そこははっきりと硬く隆起している。そっと上から撫でると、山はますます高さを増す。
私は注意深く須田のジッパーを下ろし、外に出たがっている肉の塊を解放する。手を筒状にしてしばらくそこを上下に動かしていると、てっぺんの割れ目からじわじわと体液が滲み出てくる。
私はその液体を、全体に擦り付けるように手の動きを早めていく。
その動きに気付いた木島も、身体を起こすと自らズボンを下ろし、そそりたつものを私に見せつける。私は反対の手でそれを包むと、同じように動かしていく。
あっ。。、あっ。。
快感に顔を歪める二人。
このまま達してくれれば。。。そう思う気持ちと、男を欲する身体の声との間で私は揺れ動く。
「西崎チューター。。。したいです。お願いします。」
須田が喘ぎながら懇願する。
「......コンドーム、持ってる?」
「俺、ある!」
木島が間髪を入れず、カードケースのようなものからそれを取り出し、一つを須田に渡すと、もの凄い早さで装着する。
内心、苦笑いをしながら私は教卓から下りて下着を脱ぐ。
私は生徒用の机に手をつき、木島に向かってお尻をつき出す。彼は私を焦らすことなく、背後から一気に奥まで貫いてくる。
須田は自らの高ぶりに触れながら、食い入るようにその姿を見ている。
愛撫は拙くとも、硬く反り返った若い肉の柱に貫かれ、私のそこは狂わんばかりに悦んでいる。容赦なく、ぱぁんぱぁんと腰を打ち付けられ、身体の奥の奥から、熱いものが滲みでてくる。
「西崎チューター、の中......、すごい。。あったかい。。あ、あ。あ、気持ちいい。ヤバい、ヤバい。。。」
終わりが近いことを察し、私はきゅっとそこを締め付けるように力を込める。
「あ、あ、西崎チューター。。俺、もう。。」
「いいわよ。来て。。。中にいっぱいちょうだい。。。」
ゴムをしているので、安心してそう言える。
「あぁ~。。。いくいくいくっ!いくっ!」
私の中に大量の精を吐き出し、荒い息を整えて、木島はそっと身体を抜く。
それを待ち構えていたかのように、須田が私にのしかかる。
ぱぁん。。!ぱぁん。。。!
木島は、いったい、いくつコンドームを持っていたのだろう?
あるだけのコンドームを使いきって、私はやっと解放される。
「内緒にしてね。。。絶対よ。」
二人に、指切りとキスをして、私はタクマのアパートへ急ぐ。
(続)
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