「パパ、ママ妊娠してるんでしょ?」
「いつ知ったんだ」光希の問に私は慌てた
「だってこの間つわりみたいな感じだったし」
「つわりなんてよく知ってるな」
「何言ってんの、ドラマとかでも突然うっ、てやるとたいがい妊娠じゃん」
「そうなのか」
「もしかしたら、パパの子じゃないとか?」光希が声をひそめた
「おい」
「もしかして、ご主人様の子?大丈夫光希驚かないから。パパに彼女が四人もいる方がもっと驚いたもん」
「そうか、ばれたか」
「光希がものわかりが良くて良かったね、普通だったらぐれてるところだから
」
「そうだな、お前はいい子だ」
「でもよそのおじさまと不倫中ですけど」光希が舌を出して笑った
「そうか、光希にばれたか」水曜、光之に会った
「よし、一歩進むか」光之は名案とばかりに手をたたいた。
「明日、光希と会うからお前も来い」
「どうする気だ」
「光希とやらしてやる」
「ちょっと待てよ」
「今さらなんだ、冨樫の娘とやったくせに」
※元投稿はこちら >>