土曜日が来た。娘の光希は中学の制服に大きなバッグを抱え楽しそうに美由紀の運転する車に乗り込んだ。
午後からは妻の美智子は病院に行ってから友人の家に行くと言って家を出た。
その、30分後、美海が息子の翔太の面倒を見に家に来た。
「ノン様」美海は小声でウインクした。翔太は美海に抱きついた。私はそそくさと家を出た。
蕎麦屋の個室で光之と優子と会った。
「どうだ、翔太は相変わらず美海を気に入っているか?」
「ああ、土曜、家族は家にいてほしくないみたいだ」私は笑顔になっていた
「美海がね、翔太君ずっと放してくれないって言ってたわ。」
「なあ、紀之、翔太も俺のプロジェクトに預けてみないか」光之がプロジェクトと呼ぶのは、娘の光希を男に貸し出しているような極秘のプロジェクトのことを指す。
「翔太を?」
「そうだ、土日貸し出しで、20万で、すでに10人が希望している」
「そんな女性がいるのか?」
「ああ、10歳でまだ精通が無い男の子は20代後半から30代の独身女性に人気なんだ」
「そんな市場があるのか?」
「ああ、一般人に知れ渡っては困るからな、お前が知らなくて当然だ」
「わかっているだけの女性の情報を教えてくれ」
「ああ、いいとも」タブレット端末で光之が女性の顔写真を見せた
「この女性は小学校の教師、35歳で独身。生徒に手を出すわけにいかないからな。毎日悶々としているようだ。大好きな小学生男子を前にしてな」
「そんな教師がいるのか」私は唖然とした
「昔から女児にいたずらする男性教師はよくニュースになってる。その逆があってもおかしくないだろ」
「そうだな」
「この女性は小児科の医師だ。病弱な子供たちに毎日囲まれていた、健康な男児に思い切り犯されたいといった願望をもった32歳だ」その後5名ほど紹介された
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