メディカルセンターにて…
〈秘密 3〉
そんな事を言いながらソファーに座り直した裕美さんが まだ 2くち3くちしか呑んでいないビールを一気に呑み干した。
俺は お代わりのビールを裕美さんの前においた。
ビールを片手に仰け反る様に背もたれにもたれた裕美さんが
「このソファー 良いわね」
「…でしょう」
「何軒か回って ようやく見つけたんです、それ」
「座面も深いし、背もたれも丁度あたまを支えてくれて、そのままウトウトなんて しょっちゅうです」
「2人掛けの割には横幅も長めで」
「うん、すごく楽だもの これ」
「ねぇ山根さん?、そこじゃ首 疲れるでしょ?」
「こっち 来る?」
と、壁際に寄って 開けた座面をトントンとしていたが、俺が立ちあがるより先に
「ゴメン、ちょっとトイレ」
と、裕美さんが立ちあがった。
トイレから出てきた裕美さんが
「山根さん?、お代わりは?、まだ?」
「あ、スミマセン お願いします」
「私 黒ラベルって買ってまで呑んだ記憶がないけど 結構イケるのね?」
「ずっと これ?」
「まぁ 何処にでも置いてあるんで」
「ホントは ビンのバドワイザーが良いんですけどね、コンビニとかには まず無いんで」
「なんだぁ、言ってくれれば良かったのに」
「ハイ、お代わり(どうぞ)」
半身に身をよじって 裕美さんを見上げる様に ビールを受け取った俺を 裕美さんが押し倒した。
仰向けに押し倒して 俺の肩を押さえた裕美さんの顔が ゆっくりと近づいてくる、まっすぐに ゆっくりと。
俺は片手で裕美さんの腰を抱き寄せ もう片方の手で炬燵を目いっぱい押した。
そのままキスされるものと思いきや すんでの所で裕美さんの顔がとまった。
あまりに近すぎて裕美さんの顔が良く見えない。
が、俺の唇に何かが触れた。
『裕美さんの舌?』
ほんの僅か、舌先だけの様だ。
裕美さんの顔が ゆっくりとホントにゆっくりと 左右に動きはじめた。
と同時に裕美さんの舌先も ゆっくりと動きはじめた、その舌先が少しずつ 俺の唇を割ってゆく。
俺の唇の間を右や左に行ったかと思えば 今度は俺の唇全体に舌先だけで円を書いてみたり、そしてまた 舌先だけをこじ入れ その舌先で俺の上唇の裏側を舐めてみたり。
そうして 一切 唇どうしを触れさせる事なく、少しずつ俺のクチを開かせてゆく。
唇を割り 歯の間を抜け、俺のクチの中に侵入してきた裕美さんの舌先が 今度は俺の上顎を探る。
上顎を探る裕美さんの舌の裏側に 今度は俺が舌先だけで応えた。
一気に唇が重なった。
裕美さんのベロが俺の舌に絡みついてくる。
裕美さんのベロが俺のクチの中で暴れ回った。
裕美さんのベロが俺のクチの中で暴れまわるさなか、片足で炬燵の足をさがした。
探り当てた炬燵の足を頼りに天板を探り、もう1度 足で炬燵を目いっぱい押した。
炬燵の上で何かが倒れる音がした。
何とか体を入れ替えようとしたが上手くいかない。
が、何とかソファーに座る形をとる事が出来た。
その間も俺の頬を両手で押さえた裕美さんは離れない、むしろ『暴れ方』が激しさを増した。
俺のクチの中で2人の舌が絡まりあう。
かと思えば、『ジュルジュル』と俺の舌を吸っている、自分の舌を俺の舌の下に入れて支えながら 頭を前後させている。まるでフェラでも している様に。
そうしながらも 裕美さんの腰が右に左に 動く。
裕美さんは正座をする形で俺を跨いだ。
裕美さんの『前後』が速度を増しながら振り乱れてゆく。
あまりの『振り乱れ様』に、『ジュボッ』っと音をたてながら離れた。その後ろに倒れそうになった反動で 裕美さんが俺に飛び付く様にもたれかかってきた。
「ハァーッ … ハァーッ」と途切れ途切れに 肩で息をしながら。
背もたれに両手をついて身体をお越した裕美さんが、また 腰を左右に動かしだした。
片ひざづつ ソファーの下に降りて行った。
クチの周りのヨダレを手のひらで拭った裕美さんが、妖しい眼差しで俺を見上げている。
俺は『尻』だけを浮かせた。
裕美さんがスウェットに手をかけた。
パンツごと脱がそうとしている。
が、なかなか脱がせられないでいる。
『怒張』、そう いつにも増して怒張した『それ』が邪魔していた。
裕美さんは 俺の尻だけ露にすると スウェットの前の方に持ちかえ 剥がす様に パンツごとスウェットを脱がせた。
裕美さんが身を乗りだし、俺の腰のあたりに両手をついた。
裕美の髪の毛が 俺の腹に触れた。
俺の怒張は裕美さんの頭で隠れた。
裕美さんが 俺の腹に頭を押し付けてくる
『鈴口』のあたりだけが何かに包まれた。
俺の腹に押し付けられたままの頭が 右に左に 前に後ろに揺れる。
鈴口から亀頭 亀頭から雁首、少しずつ 生温かいヌルッとしたものに包まれてゆく。
前後に 左右に 倒されながら ゆっくりと頭が
上下して、少しずつ怒張全体が包まれていった。
俺は裕美さんの頭を グッと押し込んだ。
苦しそうに『ンー、ングーッ』と唸りながら 足をバタつかせている
頭から手を離した、その反動で裕美さん頭が跳ねた。
が、肩で息をしてはいるものの 怒張を チンポを吐き出す訳でもない。
また ゆっくりとしたストロークがはじまった。
微妙に変化を付けながら。
微妙な加減で裕美さんの頭が揺れる。
その揺れが 僅かに止まった。
微かだが 裕美さんが小刻みに震えている。
小刻みに震える時間が少しずつ長くなってゆく。
俺は そんな裕美さんを強引に引き離した。
体を入れ替え、裕美さんをソファーの上に上がらせた、向こうむきで。
裕美さんはソファーの上に正座をして、背もたれに上体を預けている。
その裕美さんの両膝を抱えて抱き寄せた。
自然と裕美さんのお尻が上がってくる。
スカートを捲りあげた、パンストの中は白いTバックだった。俺はパンストとパンツを一緒に下げた。
愛撫など、そんな余裕は無かった。
いきなりチンポをあてがった。
裕美さんの唾にまみれたチンポでもわかる程、裕美さんは溢れさせていた。
一気に貫いた。
『ヒィィーィ』、小さな喘ぎ声とともに裕美さんが仰け反った。
余裕などない、のっけから全開のスパートだった。
裕美さんの唸り声と『パンパン』という 2人がぶつかる音が響いた。
「中はやめて」
「お願い、外に」
過去の女性達から 何度か聞いた事のある言葉だった
その時は気にもとめず ひたすら腰を振った。
「イヤッ、いく」
「いっ、いくぅーっ」
「ダメだ でるッ」
裕美さんの白く大きな尻に放った。
2人して ソファーの上に崩れた。
大きく荒い呼吸に、2人の背中が上下していた。
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