「由美さん、良い匂いがする」
「大丈夫?あの匂いしない?」
先程まで自らの排泄物にまみれ、狂気の中で絶頂を迎えていた由美がスンスンと二の腕辺りを嗅いでいる
「いつもの甘い匂いがするよ」
由美の体臭は、とても落ち着く心地よい匂いだった 遠く微かな記憶の底に、同じ匂いを覚えている
「前は髪に付いてるの気付かなくて、枕汚しちゃったから」
「あの匂いだって由美さんのなら良い匂いだよ」
何か言いかけた由美の唇を指で撫で付け、そのまま口内へ指を侵入させる
由美の舌が、何か得体の知れない生き物のように自分の中指に滑らかに巻き付き、唾液が口の端から一筋、零れた
ソファーに腰掛けたままの自分の眼前にしゃがみこみ、名残惜しそうに指を離すと、今度は肉棒に喰らい付いてきた ベッドはすぐ脇だというのに、始まってしまった
腰掛けた自分の股間に顔を埋めて、髪を乱しながら自ら前後に頭を動かしている チラ、とこちらを見上げた由美の目は 強制口淫を懇願していた
「行くよ」
由美の栗色の髪を掻き分け、頭を鷲掴みにする
今度は由美の願望を満足させる番だ
続く
※元投稿はこちら >>