6人のトレーナーに、ありとあらゆる体位で犯され続け、そのうちに、誰と身体を交えているのか、どれくらい時間が過ぎたのか、もはや、わからなくなってくる。
筋肉の塊のようなトレーナーは、私のようなぽちゃでも、腰の高さまで楽々持ち上げて、そのまま私を貫くことまでやってのける。
朦朧とした意識で、改めて回りを見渡すと、髪を振り乱してのけぞっている田中さんが目に入る。半開きの唇からは、もう、あえぎ声は漏れていない。ただ、うっとりとした表情で、トレーナーの腰の動きに合わせ、ゆらゆらと快楽の波に揺れている。化粧はとうに剥げているはずなのに、頬も唇も薄紅に染まり、ゾッとするほど美しい。
反対側に目を向けると、四つん這いの神林さんが、背後からのトレーナーの責めを受け止めている。その表情は、田中さんとは対象的に、眉間に皺を寄せ、苦痛に耐えているかのように歪んでいる。でも、それが苦しみからではないことは、彼女の発する声から分かる。
「あー!!いいっ!!いいのオ~!!!もっと、もっとよっ。。。!もっと頂戴っ!!」
貪欲に快楽を求める彼女の姿、強烈なオーラを放ち、すごく魅力的。。。
私はどんな風に見えているんだろうか。。?
それまで目を背けていた鏡に目をやる。。
白い女が、大きく足を開き、男の股ぐらの上に座らされている。乳房を揉みしだく十本の指は大きな黒い毒蜘蛛にも似て、乳房の血を吸っている。。。快楽に狂い、虚ろな眼の呆けた顔をした女が、そこに映っている。
私の知らない、私。。。
「そろそろか?」
「ですね、1回、休憩を取って。でないと、さすがの俺達も。」
「最後はやっぱり『お花畑』?」
「なら、余計タイミング合わせないと。」
「じゃあモニターさん達にドリンク飲んでもらって、その後で準備だな。川田、高木、峰沢、いいか?」
「オーケーです。」
トレーナー達が、何やら相談している声が遠くで聞こえる。
私達は、言葉を交わすことなく、裸のまま用意されたドリンクを飲む。もう「恥ずかしい」という感覚さえわいてこない。
あ、また。。。
ドリンクを飲むと訪れる、じんじんとした感覚。ずっとそこを使い続けていたせいか、今までで一番強く感じる。
私達がドリンクを飲み終わるのを待って、3人のトレーナーが私達をそれぞれ、少し離れた場所に導く。
「向こう向きに肘をついて、お尻を高く上げてください。」
言われるままに、お尻を突き上げると、クリームのようなものが穴の入口に塗り込められる。そこを責められることに慣れてきたのか、埋め込まれる指が二本になっても、さほど抵抗感もない。正直に言ってしまうと、抵抗感どころか快感になってしまっている。
「ふふ。。兵藤さん、ここも慣れてきましたね。これなら『お花畑』楽しんでもらえそうだ。」
そう言って川田トレーナーは、二本の指の抽出を繰り返す。そのうち、二本の指は、もっと太いアナルバイブに変わり、振動とともに、更に大きく拡げられていく。
三人の女がお尻を弄ばれている様子を、他のトレーナー達は食い入るように見ている。そして、休憩中だったはずの下半身が、また、みるみる形を変えていく。
「そのへんで、いいだろう。」
酒井トレーナーが、三人のトレーナーに声をかける。
「神林さん、田中さん、兵藤さん。お疲れ様でした。これが最後のセクササイズになります。皆さんを『お花畑』にご案内します。」
その声を合図に、私達を責めていた三人のトレーナーが、頭を一点に、三方向に足を投げ出すように仰向けになる。
三菱のマークみたい。。。
「兵藤さん、来て。」
川田トレーナーに、呼ばれる。
促されるままに、上に跨がり川田トレーナーのそれをゆっくり飲み込んでいく。アナルバイブを埋め込まれたままなので、恐ろしく窮屈な気がする。
神林さんも、田中さんも、手を伸ばせばすぐ届く位置で、男に乗る騎手になる。
馬はすぐに走りだし、私達は、振り落とされないよう、動きを合わせる。誰からともなく、腕を伸ばし、女三人で手を繋ぎ合う。
不思議な一体感が生まれ、絶頂に向けて皆で走っていくような錯覚に陥る。
でも、その手はトレーナーによってほどかれ、私達は上半身をぐっと前に倒される。神林さん、田中の後ろに、それぞれトレーナーが近づいてくるのが見える。ということは、私の後ろにも。。
アナルバイブが抜き取られ、更に太いものが埋め込まれていく。。。
あ~!!!あ~!!!あっ!あっ!あっ!
あ~~~~ン!!!、あ~~ン!!
ダメっ!ダメっ!!うっ!うっ!うっっ!
二本のペニスで貫かれる衝撃。
全ての粘膜を擦られるような強烈な刺激。
自分のされていることを目の前で再現される異常。
これが『お花畑』。。。
女の喘ぎ声と、男の息遣いが交錯する時間がしばらく続く。。。
やがて、
あ、来るっ。。来るっ。。。ハァ、ハァ、ハァ。。。
いきそう。。。俺も。。
いかせてっ。。。!
来ちゃう。。来ちゃう!!
そろそろ、限界。。ハァ、ハァ、ハァ。。。
俺、もうムリ。。。いっていい?
あっ、いやっ!来ちゃう~~!!
いく!いくっっ!いくっ!!!
悲鳴にも似た嬌声が響き、時が、止まる。。。
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ストップモーションの映像のように、暫くは誰も動けない。
ようやく酒井トレーナーが私から身体を抜くと、バスタオルを腰に巻いて、いつもの口調で話し始める。
「お疲れ様でした。この後は体重を測っていただき、最初にお集まりいただいた部屋で、お帰りの際の注意点を簡単にご説明します。あまり時間に余裕がないので、すみやかにご準備ください。」
(続)
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