~セクササイズ 4 ~ 峰沢トレーナー
「兵藤さんですね!スイミングプログラムを担当する峰沢です!」
体育会系の人にありがちな、元気が溢れているトレーナー。語尾に必ず「!」が付く感じ。。水泳が専門らしく、見事な逆三角形の身体でニコニコ私に挨拶する。私、ついていけるかしら。。
「よ、よろしくお願いいたします。」
「兵藤さん、泳ぎは得意ですか?!」
「息継ぎが苦手なので。。。15メートルくらいが、やっとです。」
「大丈夫です!マンツーマンですから、兵藤さんに合わせてレッスンしますからね!では、水着に着替えてプールサイドまで来て下さい!」
渡された水着は、嫌な予感がした通り、最初に着させられたのと同じ、マイクロビキニ。。。
拒絶する選択肢はないので、しぶしぶ着替えて更衣室の鏡の前に立つ。気のせいか、初日に同じものを着たときより、少しだけお腹が気にならなくなっている。
そのことだけを励みに、プールサイドに向かう。
あれ?
自分と峰沢トレーナーだけと思っていたプールには先客がいる。一番奥のコースに神林さん。
真ん中のコースに、もう1人のモニター、確か名前は田中さん。。2人とも、私と同じような水着を着て、それぞれ別にレッスンを受けている。
「さあ、始めましょう。他のモニターのおふたりも頑張っていらっしゃいますよ。兵藤さんも負けないようにね!
まずはブレスの確認から。思いっきり息を吸って、水中で吐きましょう!はい!吸う!はい!潜る!」
言われるままに、息を吸い、水に潜って、吐く。
何度か繰り返す、トレーナーからダメ出しされる。
「兵藤さん、水中では鼻から息を吐いてください。口を使うのは、水から顔をあげた時だけです。」
なんだか同じようなことを聞かされたような。。あ、初日に川田トレーナーに言われた言葉に似ている。ということは。。。
「鼻呼吸を身体で覚えましょう。しっかり息を吸った後、一緒に水に潜りますよ!」
フールに身体を沈ませるタイミングで、トレーナーの唇が私の唇を塞ぐ。水面に出る時には解放され、潜るとまたキス。何度も繰り返すうちに、さすがに水の中では鼻から息を吐き出せるようになる。
「ラスト!最後は少し長めに潜りますよ!」
後1回。。。と潜ったところで、トレーナーの舌が私の舌に絡みつき、水中で身体を抱きすくめられる。
あっ、あっ!もう無理。
ギリギリのところで、抱き合ったまま水上に身体を出す。でもトレーナーは私を解放することなく、そのまま私の唇を貪り続ける。唇の自由を奪われた私は、鼻呼吸を続けながら薄目を開けて、神林さんと田中さんのを様子うかがう。
あっ。。。!
一番奥のコースの神林さんは、むこう向きで、トレーナーと対峙している。でも、キスをしているのではなく、一定のリズムで、神林さんの身体がトレーナーの上で、上下に跳ねているように見える。
神林さん、プールの中で、されちやってるんだ。。
真ん中のコースの田中さんは、こちらから見ると今はトレーナーの逞しい背中の陰に隠れていて姿がよく見えない。なおも目を凝らして見ると、やはりトレーナーが田中さんの背中側から前後に一定のリズムを刻んでいるのが分かる。
田中さんも、だ。。。
その異様な光景に、私はゾクリと感じてしまう。
ようやく唇が解放されると、峰沢トレーナーが、心なしか瞳をギラつかせて次の指示を出す。
「バタ足の動きを確認します。プールサイドのさんを握って、バタ足してください!はいっ!」
言われた通り、下手くそなバタ足を始めると、「上体が安定しませんね。支えてあげますから、もう一度!」
横からトレーナーは私の胸とお腹に腕を差し入れる。当然のように胸を支える掌に乳房がぎゅっと掴まれる。。
「はい!あと30秒!」
表向きはバタ足指導するトレーナーの指が小さな胸当ての隙間から滑り込み、乳首を摘まむ。
きゆっ。。!きゆっ。。。!ぎゅ~~。。、
あっ。あん。。
「はい、いいでしょう。次は平泳ぎの足の動きです。」
トレーナーは私の足元に回ると、両足首を掴み、カエルの足のようにお尻のそばに押し付け、その後、左右に勢いよく開いていく。
前側わずかしか布で覆われていない私の下半身は、多分、トレーナーの目の前でぱっくりと開かれてしまっている。
あ。。見られてる、見られてる。。
カエル足を続けながら、その状況に頭が痺れてくる。。。
(続)
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