あっ。。。あン。き、気持ち、いいっっ!
夫とすることも、とうの昔になくなっていた身体。セックスなんて、もう無縁かと思っていたのに、どこからこんな感覚が湧き出るのだろう。
身体の奥底から、声と、愛液が滲み出る。
「次は騎乗位です。手を頭の上に組んで、スクワットの形を取ります。さぁ、跨がって。」
トレーナーは仰向けに横たわると私に上に乗るよう促す。
私はトレーナーに跨がり、天を仰いでいるそれを、恐る恐る襞にあてがってみる。そこから先にいけない私を見かねて、トレーナーは私の腰を両手でつかむと、ぐっと自分に引き寄せる。
「このまま、膝を立ててしゃがむ姿勢を取ってください。これが抜けないギリギリまで腰をあげ、全て飲み込むまで腰を落とす。この動作を10回頑張りましょう。下半身の筋肉を鍛えるのには、これが一番です。」
「いち。。。にぃ。。さん。。」
トレーナーのカウントに合わせて、動いてみる。3回続けると、もう内腿がぷるぷる震えて崩れ落ちそうになる。
「サポートしますから、もう少し頑張って。」
トレーナーは再び私の腰を両手でつかみ、上下の動きをリードする。ギリギリまで身体を引き上げて、腰を落とすタイミングでトレーナーがぐっと腰を突き上げるので、身体の一番深いところがえぐられる。。。
私は、内腿が痛いやら、気持ちいいやらで、訳のわからない声を出してしまう。
ハァッ。。。あっ。。。いたぁい~、無理、無理。。。あン。
「きゅ~、じゅう! はい。いいですよ。下りてください。」
トレーナーの上から下りると私は床にペタリと座り込む。既にヘロヘロの私にひきかえ、トレーナーとトレーナーのペニスは全く疲れた様子もない。
「次は二の腕にいきましょう。四つん這いになって、腕でしっかり身体を支えてください。」
のろのろと姿勢を変える私のお尻に、ピシャン!と衝撃が走る。
「3日で2キロ落としたいんですよね?続けますよ。」
お尻を叩かれた私は、混乱し、慌ててその姿勢をとる。これだと鏡に映ったら自分が丸見えになってしまう。
じゅぷっ。。ペシッ。。!ペシッ。。。!
後ろからトレーナーに貫かれる。腰の抽出を続けながら、時おりお尻に平手が飛ぶ。音のわりには痛くないのだが、鏡に映ったトレーナーの顔を盗み見みると、さっきまでと眼が違う。。
川田トレーナーって、サドっ気があるんだ。。
欲望の火を湛えた眼。興奮した息遣い。
それを感じて、私もさらに、痺れてしまう。
ピシッ!あン! ピシッ!あン!
手の動きに合わせて声が出る。それが男の欲望を煽っていくのが分かる。
唸るような声を上げると、トレーナーは一度身体を抜き、私は窓際まで引っ張られる。
「そこに、手をついて。」
言葉少なく私に命じる。
窓の外には見事な海が広がっている。
ここは確か5階だったので、海に人がいたとしてもよっぽど上を見上げないかぎり、この光景は気づかれないはず。
とはいえ、外の誰かに見られてしまいそうで、私は冷静ではいられない。トレーナーは焦れたように、私の手を取り、窓のさんを掴ませる。
お尻ををぐっと自分のほうに向けると、立った姿勢で激しく私を突いていく。。。
ハァ。。ハァ。。。
男の息遣いが、速くなり、終わりが近いことを予感させる。
私もまた、その声に煽られて、のぼりつめていく。。
うっ。。!!
圧し殺した声に続いて、身体の中に熱い精が放たれる。ドクンドクンとトレーナーのそこが生き物の最期のように動き、やがて止まる。
トレーナーは、落ち着きを取り戻し、私からゆっくり離れる。
「お疲れ様でした。シャワーを浴びて着替えてください。初日のトレーニングは終わりです。この後、ホテルの部屋にご案内しますので。」
「。。。はい。」
私は慌ててシャワー室に飛び込み、内腿に垂れる、熱い液を流していく。。
(続)
※元投稿はこちら >>