逃げようとしても、筋肉の塊のような腕でがっしりとホールドされて、身動きがとれない。
川田トレーナーの唇と舌に、口で呼吸することを封じられた私は、苦しげに顔を背ける。
トレーナーは、私の耳元に唇を移し、「兵藤さん、鼻でゆっくり、呼吸して。」と囁く。
再び唇を封じられ、私は言われた通り試みる。息が出来るようになると、トレーナーの唇と舌が、甘美なスイッチとなって、長年押し殺していた私の「女」を呼び覚ましてしまう。
キスなんて、すごい、久しぶり。。
あ、気持ち、いい。
いつの間にか、自分のほうが夢中になって、トレーナーの舌に自分の舌を絡みつかせている。
しばらくして私から唇を離すと、トレーナーは意味深な笑みを浮かべ、次のメニューを口にする。
「今の感覚を忘れないでくださいね。次は身体の柔軟性をチェックします。こちらに仰向けになってください。」
マッサージの施術の時に使うような台を示される。仰向けに横になると、両手を頭の上に真っ直ぐ伸ばすよう指示される。
「背中の反りの可動域を調べます。台が下がりますので、お身体がずり落ちないよう固定します。」
頭上で両手を結束バンドのようなもので縛られ、腰の辺りもベルトでベッドに固定される。
トレーナーは、よいしょっと私に跨がると
「頭の方からゆっくり台が下りていきます。
これ以上反るのは無理~、というところで声をかけてください。」
ジリジリと台が落ちていく。頭が下がるに従い、トレーナーに胸を突き出す形になっていく。
「あ。もう無理。これ以上は無理です!」
台の降下が止まる。
「では、しばらくキープです。少し圧をかけますよ。背中の可動域を広げていきましょう。」
トレーナーは両手を広げ、私のお腹から胸にかけて、じわーっと押してくる。乳首しか布で覆われてない乳房を大きな手で包みこみ、何度も持ちあげるように刺激する。
あ、あっ、あ。。。
しばらく乳房を揉みしだくと、布の端から指を滑りこませ、乳首をきゅっとつまんでくる。
あン!
びりっとした快感が走り、身体か動きそうになるけれど、腰のベルトと、トレーナーの両足にがっしり挟みこまれて動かしようもない。
トレーナーはそのまま、布をずり下げると、ピンと立った乳首を唇に含み、舌でコロコロ遊びだす。時おり、ぎゆっと甘噛みされ、私は声をあげてしまう。。
ようやく台を戻され、ハンドとベルトが外される。台を水平に戻すと、床に足をつける形で座るよう指示される。
「次は股関節の可動域を調べます。両足をできるだけ広げてください。」
さっきの姿勢で頭に血が登ったままの私は、理性のタガも緩んでいて、言われるままに足を開いてしまう。
「固いですねぇ。もう少し柔軟性を高めていかないとこの先大変なことになりますよ。訓練しますので両手で下から足を持ち上げてください。」
自分で太腿を支え、左右に開いていく。
「トレーナー。恥ずかしいです。。」
「もう少し、頑張って。はい、そこでキープです。」
トレーナーは私の前に跪き、広げた両腿の間に、顔を近づけてくる。
ぴちゃ。。
秘丘を覆っていた僅かな布地を指でずらし、生温かい舌が、クリトリスを捉える。
れろれろ。つんつん。。ちゅっ。。。
トレーナーの舌は自在に動いて、私をどんどん追い詰めていく。
あぁ。。。もうダメ。
両腿を支えていた腕の力が抜けて手が離れてしまう。トレーナーはそれでも舌を休めず、自分の手で私の腿を左右に広げ、執拗にそこを責め立てる。
じわじわと愛液が滲み出し、お尻の方にまで温かいものが流れていく。
トレーナーが、ようやく顔を上げる。
「兵藤さんの身体のクセが、分かってきました。柔軟性、筋力ともに弱いので、意識して鍛えていきましょう。
では、このマットの上に仰向けになってください。」
言われた通り、床に敷かれたヨガマットの上に仰向けに横たわる。
トレーナーは素早くトレーニングパンツを脱いで、見事にそそり立ったペニスを私に見せつける。
「食欲を抑える手段として、別の欲望を満たすことが有効です。性欲を満足させれば、食べることを忘れられます。合わせて、様々な体位をとることで、筋力アップ、柔軟性を高める効果も期待できます。繰り返し行うことでカロリーを消費し、脂肪燃焼にも繋がります。」
そう説明しながら、私の身体に覆い被さり、私の紐ウェアを外していく。。
「まずは正常位から。股関節の柔軟性、お尻の引き締めにも効果があります。」
あっ。。。!!
両足をぐっと押し開かれ、トレーナーの逞しいペニスにズブリと貫かれる。。。
「まだトレーニングは、始まったばかりです。覚悟してくださいね。」
腰をゆっくり打ち付けながら、トレーナーが私の耳元に囁く。
(続)
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