おばさんは、裸になるとタオルで前を隠すように浴室の内扉を開き中に入っていく。僅かに人影が確認出来るほどの曇りガラスと言うか、見ずらい程のサッシ扉である。シャワーの音やら、バシャッといった水の音が聞こえてくる。僕は過呼吸になるほどの感覚を覚えながら、浴室に入った。それは、自分自身の意思なのか、無意識のうちに足が進んだのかすら分からない感じである。サッシ扉に微かに映る人影…僕は音をたてる事のないよう、ソッと歩数を進めた。その狭い脱衣場の片隅にある洗濯機…僕は、その前に立つと中にある物を眺めていた。先程までにおばさんの身に付けていた衣類がコッソリと隠れていた。まるで何かに憑依されたか、操られたかの様に中に手を入れた。手の中には、おばさんが身に付けていた薄紫の布を持っていた。薔薇の花模様であろうか、上品に白い刺繍が施されている。暫くその薔薇を眺めている。(大人の女性って感じだな…)そんな事を考えながら、その薄布を捲り返した。股座の部分というか…所謂、クロッチ部は白い布で厚つめに補強されていた。その白い裏布を眺めながら僕の視点はその部分に集中していた。少しばかり汚れや女性の分泌物と思われるものが付着している。辺りの気配を気にしながら、その部分を鼻に近付けた。なんとも言えない、生ける物の自然な臭いが鼻に感じた。臭い…と言うより、雄の性欲を増すような臭い…雌の放つフェロモンと言うのだろうか…汚ならしさは感じられなかった。その股座の部分にソッと舌を当てた。白い股座の部分を僕の舌が這って行く。汚れや分泌物までもが僕の舌によって除去された。一連の行為を終えると薄布を戻しその場を後にした。
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